【午前5時半更新】山口県含む九州北部地方(山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県)2日明け方にかけて局地的に雷を伴った大雨のおそれ 大分・熊本・山口で2日朝までに200ミリ予想も 気象台が土砂災害などに厳重警戒呼びかけ

福岡管区気象台は1日午前5時半ごろ、「大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第7号」を発表しました。気象台では、1日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけている。(雨の降り方シミュレーションは1日午前3時50分更新)

発表の内容は以下のとおりです。

九州北部地方では、1日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

[気象概況]
梅雨前線が華中から対馬海峡を通り北日本にのびています。梅雨前線は、2日にかけて対馬海峡付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、九州北部地方では、2日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。

[雨の実況]
降り始め(6月26日15時)から7月1日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
福岡県
久留米市耳納山 247.5ミリ
大分県
日田市椿ヶ鼻 331.0ミリ
佐賀県
佐賀市北山 145.0ミリ
熊本県
阿蘇市阿蘇乙姫 304.5ミリ
長崎県
雲仙岳 320.5ミリ

[雨の予想]
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
山口県 60ミリ
福岡県 50ミリ
佐賀県 50ミリ
長崎県 50ミリ
大分県 60ミリ
熊本県 60ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
山口県 30ミリ
福岡県 20ミリ
佐賀県 20ミリ
長崎県 30ミリ
大分県 20ミリ
熊本県 20ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
山口県 200ミリ
福岡県 180ミリ
佐賀県 150ミリ
長崎県 150ミリ
大分県 200ミリ
熊本県 200ミリ

[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。

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