「食塩不使用」のさばの水煮缶。正直に言って、どんな味? #Omezaトーク

By FYTTE 編集部

魚の栄養が丸ごととれる魚の缶詰。缶詰だと骨まで食べられるのでありがたいですよね。とはいえ、個人的に気になっているのは、缶詰に含まれる塩分です。パスタソースの材料として使う場合などはよいものの、そのまま食べるには、少々塩辛く、また塩分のとり過ぎも気になります。そんな私にとって、今回見つけた「食塩不使用」の「さば水煮」缶は、かなり魅力的なのですが、塩を使わずに調理した魚って、どんな味なのでしょうか。ちょっと気になりませんか…?!

せっかく魚の缶詰を使うなら、魚の栄養素が溶け込んでいる汁ごとすべて使いたいと思います。ただ、その場合は、缶詰にどんな食材を組み合わせるかによって、食塩をとり過ぎてしまうことも。今回ご紹介する食塩不使用の「さば水煮」(マルハニチロ)は、食塩を加えずに調理されたさばが入っています。塩分を気にせず煮汁ごと魚をいただけるなんて、すばらしい!と言いつつ、食塩不使用ということで、塩の味がまったくしない状況を思い浮かべてしまい、「もしかしたら、魚特有の生臭さがあるのでは」とも思ってしまった私。若干の不安も抱きながら缶詰を開けたのでした。

当たり前ですが、見た目は一般的な水煮缶と何ら変わりはありません。そして食べてみると、生臭いということはまったくなく、おいしいさばの味でした。1缶当たりの食塩相当量は0.2g。そう、魚自体に塩分が含まれているので、「塩分ゼロ」ではないのですね。肉料理の下ごしらえで塩を振るように、魚にもともと含まれている塩分がうまい具合に働いて、「食塩不使用」でもおいしい水煮料理の実現につながったのかもしれない、と思いました。

生野菜ともよく合います。
アクセントにレモンをしぼったり、しょうが多めのしょうがじょうゆをたらしたりすると、よりおいしくいただけます。しそ、ねぎ、みょうがといった薬味も、さばの脂と相性がよいと感じました。

気に入ったので、回転備蓄も兼ねて購入。災害時には、断水などにより排水できなくなるかもしれないと考えると、スープも飲み干すことができる食品は、気持ち的にも安心です。ちなみに「食塩不使用 さば缶」と検索すると、さまざまなメーカーの商品がヒットしました。食べ比べてみるのも楽しそうです! (編集まりりん)

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