“監督に無理を言って大勢と中川をあげてもらった” 巨人・杉内コーチが明かす中継ぎ陣事情

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-2広島(30日、東京ドーム)

この日、大勢投手、中川皓太投手、そして畠世周投手の3人が1軍昇格となりました。

実は、前日の試合後に、桑田真澄2軍監督は「2人は府中(の2軍戦)でもう一度投げさせて、1軍に推薦しようと思っている」と語っていて、大勢投手と中川投手にとっては予定よりも早い昇格でした。

杉内俊哉投手チーフコーチは「この3連戦すごく重要だったし、僕と内海コーチが監督に『(中川)皓太と大勢あげましょう』と話した。バルドナードが(2連投で)あがりだし、絶対勝たなきゃいけない試合だったんで、監督に無理を言って(2人を)あげてもらいました」と試合後に明かしました。9回を投げた大勢投手のピッチングについては「本当ならもっと楽なところで投げさせたい」としながらも「ボール自体は問題ない」と太鼓判。

「理想は9回大勢」としながらも、これまで9回を投げていたバルドナード投手については「でも、バルちゃんも頑張ってるし、ただ何試合か点取られただけで(配置を)変えるのも、本人のプライドも許さないだろうし・・・そこは考えながら」と述べました。

点がなかなか奪えず、接戦が続いている巨人。中継ぎ陣への負担がかかっているだけに、選択肢が増えたことでこれまでと違う勝利の方程式ができあがる可能性もあります。

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