ヤンキース快勝 ジャッジ31号、暫定的にア・リーグ三冠王に浮上

【ヤンキース8-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

日本時間7月1日、ヤンキースは敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ4連戦の最終戦を迎え、8対1で快勝。同地区対決4連戦は2勝2敗で終了した。戦列復帰後3度目の登板となったヤンキース先発のゲリット・コールは5回3安打1失点で今季初勝利(1敗)をマーク。ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンは5つの四球を与えるなど精彩を欠き、5回途中7安打7失点という不本意なピッチングで7敗目(6勝)を喫した。

ヤンキースは1回表一死1塁からアーロン・ジャッジの31号2ランで先制し、2回表にDJ・ラメイヒューのタイムリーとフアン・ソトの押し出し四球で2点を追加。3回裏にジャスティン・ターナーのタイムリーで1点を返されたが、5回表にラメイヒューとトレント・グリシャムの連続タイムリー二塁打で7対1とリードを広げた。先発のコールは5回90球を投げて3安打1失点の好投を見せ、6回表にはベン・ライスのタイムリー二塁打で8点目。リリーフ陣は合計4イニングを1安打無失点に抑え、8対1で快勝した。

先制アーチを放ったジャッジは4打数2安打2打点の活躍。3試合連続のマルチ安打と好調を維持しており、この試合が終了した時点でルイス・レンヒーフォ(エンゼルス)を抜いて打率リーグトップに躍り出た。31本塁打と82打点はメジャートップの数字であり、暫定的ではあるものの、ア・リーグの打撃3部門でトップということに。「隠れ首位打者」のスティーブン・クワン(ガーディアンズ)が強力なライバルとして立ちはだかるが、5月に打率.361、6月は驚異の打率.409をマークしたジャッジであれば、クワンにも十分に対抗できるかもしれない。

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