岡山戦でも途中出場…清水ドウグラス・タンキにトルコ移籍報道「個人合意も…」

ドウグラス・タンキ 写真:Getty Images

かつてザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)やアルビレックス新潟でプレーしていた清水エスパルス所属FWドウグラス・タンキには、トルコ2部イグディールFK移籍の可能性が浮上。現地では、清水のオファー拒否が報じられている。

今季ここまでJ2リーグでスタメン出場1試合にとどまっているタンキ。FW北川航也が絶対的ストライカーとして活躍する中、6月30日開催のJ2第22節ファジアーノ岡山戦でもプレー時間はおよそ5分と、控え要員からの序列アップには至っていない。

そんな中、トルコメディア『Guven Gazetesi』は6月28日に「イグディールFKがタンキの獲得を狙っている」とリポート。記事では「イグディールFKはタンキと個人合意も、清水は彼の退団を認めていない。清水はオファーを拒否したが、クラブ間交渉は今も続いている」と綴られているが、オファーの内容には触れていない。

2016年設立のイグディールFKは、直近数年間でアマチュアリーグから立て続けに昇格。2023/24シーズンはトルコ3部で3位に食い込むと、プレーオフを勝ち上がって2部昇格を成し遂げている。

なおタンキは2015年に群馬でプレーしたものの、左膝前十字靱帯断裂という大怪我に泣かされ、わずか1シーズンで退団。2017年に新潟へ加入も、J1リーグ10試合の出場で2ゴールという結果に終わり、1年でチームを離れていた。しかし、新潟退団後に海外複数クラブを渡り歩く中、昨年8月から在籍していたコジャエリスポルでは絶対的ストライカーとして活躍。トルコ2部リーグで2桁ゴールをマークすると、今年2月に清水への移籍が決定。およそ7年ぶりとなるJリーグ復帰を果たしていた。

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