【大阪・谷町】市民から寄贈された貴重な資料を公開「新収品お披露目展」9月2日(月)まで

大阪歴史博物館では、7月10日(水)~9月2日(月)特集展示「新収品お披露目展」を開催します。

大阪を中心とした地域の歴史と文化を紹介し、その理解を深めることを目的にしている同施設。毎年市民から寄贈されたさまざまな資料を保管し、研究や展示に活用しています。今回は令和4年度~5年度に新たに館蔵品に加わった寄贈品の中から、未公開のものを中心に約20点を紹介します。

昭和に活躍したレアなアイテムから古墳時代のハニワまで

▲石原(いしはら)ビルディングエレベータ表示板 昭和14年(1939)大阪歴史博物館蔵(石原実氏寄贈)

展示するのは、ニワトリをかたどった古墳時代の「鳥型埴輪(はにわ)」、昭和時代に淀屋橋南詰交差点のランドマークだった「石原ビルディング」で使われていた「石原ビルディングエレベーター表示板」や男児用にあつらえられた「段替わりに丸紋一ツ身着物」など。大阪の歴史を感じられるノスタルジックなものから、今では貴重な歴史的資料と呼べるものまで、さまざまなラインアップに注目です。

▲段(だん)替(が)わりに丸紋(まるもん)一ツ身(み)着物 昭和時代 大阪歴史博物館蔵(覺心宏和氏寄贈)

特集展示「新収品お披露目展」

会場:大阪歴史博物館 8階 特集展示室(常設展示場内)(大阪市中央区大手前4-1-32)。大阪メトロ谷町四丁目駅歩4分

期間:7月10日(水)~9月2日(月)午前9時30分~午後5時。※入館は4時30分まで

休館日:火曜(8月13日は開館)

料金:大人600円、高校生以上400円

https://www.osakamushis.jp/

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