「衝撃だ。キム・ミンジェの残留理由は売れないからだと?」伊藤洋輝加入で苦境の韓国代表DF、“不良債権”との指摘に韓メディアが啞然!「レギュラー争いで押し出されたが...」

シュツットガルトから日本代表DFの伊藤洋輝を引き抜いたバイエルンは、さらに、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したドイツ代表DFヨナタン・ターの補強が取り沙汰されている。

一方で、キム・ミンジェ、マタイス・デ・リフト、ダヨ・ウパメカノら既存CB陣の動向も騒がしくなっている。

そんななか、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は同国代表DFの去就について、「衝撃だ。キム・ミンジェ、ミュンヘン残留理由は売れないから」と見出しを打った記事を掲載。つぎのように伝えた。

「キム・ミンジェが所属チームのレギュラー争いで押し出されたが、今夏の移籍市場では売却されないと予測されている。むしろ主力CBとして活躍したオランダ代表デ・リフトの移籍説が多い」

同メディアは「(米誌)フォーブスは現在、バイエルンの守備陣で売れそうな選手がデ・リフトしかないと分析した。バイエルンは守備の組織力の問題を指摘された。夏の移籍市場が開かれるやいなや、日本代表DFヒロキ・イトウを迎え入れた。バイエルンはこれで満足していなかった。レバークーゼンからドイツ代表の主力CBターを連れてくる計画だ。実現するためには、少なくとも主戦級のDFを売却しなければならない」とし、こう綴っている。

「フォーブスは『ターはおそらくバイエルンでデ・リフトに取って代わるだろう』と展望した。ターがバイエルンに来たらイトウ、エリック・ダイアーと共に主力グループを形成することになる。デ・リフトでさえ4番手に降格する。フォーブスは『一見すると、奇妙な動きだ。ターが28歳である一方、デ・リフトはまだ24歳で、過去2年間、バイエルンで最も着実なDFだった』と指摘した」

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記事は「フォーブスは『ウパメカノやキム・ミンジェの代わりにデ・リフトが売却されるのはおかしい。2人とも昨シーズンに苦戦したからだ。しかし、これは小さな問題だ。ウパメカノとキム・ミンジェは共に不良債権なのだ』と診断した」と報道。こう続けている。

「フォーブスは『ウパメカノは彼のキャリアのこの段階で販売するのは難しい。キム・ミンジェはイタリアで若干の需要があったが、バイエルンが連れて来るために支払った移籍金は5000万ユーロだ。これを回収するのは難しいだろう』と、ウパメカノとキム・ミンジェは事実上売却が難しいと評価した」

果てしてバイエルンは、マンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているというデ・リフトを放出するのか。キム・ミンジェやウパメカノの立場はどうなるのか。その動きに注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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