「小川選手の存在が大きかった...」ベストリベロ獲得の山本智大が切磋琢磨してきた“1番のライバル”に感謝伝える【ネーションズリーグ】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)ファイナルラウンド決勝が日本時間7月1日に行われ、日本代表はフランス代表に1-3(23-25、25-18、23-25、23-25)で敗れ、準優勝となった。

第2セット以外は全て23-25と接戦だった今回の試合。東京五輪金メダルのフランスに試合展開で肉薄するも一歩及ばず。52年ぶりの主要国際大会金メダルは逃したものの、47年ぶりの銀メダルに輝いた。

試合後には大会ベスト6の発表があり、ベストアウトサイドヒッターには石川祐希、ベストリベロには山本智大が選ばれた。山本はテレビ中継のインタビューで試合を振り返り、「非常に悔しい結果になってしまいましたが、オリンピック前にこういう経験ができたことは本当に光栄でオリンピックに向けて頑張ろうという気持ちになりました」とコメント。

そして、ベストリベロ受賞については、「もちろんうれしいことなんですけど、チームを勝たせられなかったことの悔しさがある。僕個人で獲ったとは1ミリも思ってなくて、本当に切磋琢磨してきた小川選手の存在が大きかったですし、周りの選手に支えられながらここまで来れたので色んな人に感謝したいです」とオリンピック代表の枠を争った小川智大への感謝も伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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