藤田寛之が3打リードで月曜順延 メジャー制覇へ残り8ホール/全米シニアOP

3打リードの暫定首位で順延を迎えた藤田寛之(Jonathan Ernst/USGA)

◇シニアメジャー第3戦◇全米シニアオープン 4日目(30日)◇ニューポートCC (ロードアイランド州)◇6954yd(パー70)

悪天候により開始が遅れた最終ラウンドは、午後3時過ぎの中断から再開できずに順延が決定した。通算16アンダーで暫定首位に立つのは、後半10番を終えて2つ伸ばした藤田寛之。後続に3打差をつけ、8ホールを残す翌月曜日(1日)の再開を待つ。

この3日間、首位を守り続けて迎えた最終日。悪天候によりスタートが遅れたが、抜群の安定感を誇ってきた藤田のプレーに影響はなかった。前半2番のバーディ先行直後にボギーをたたいたものの、6番でピンそば30cm、9番で2.5mのチャンスを決めて前半「33」(パー35)。通算16アンダーに伸ばし、後続に3打差をつけてサンデーバックナインに向かった。

最終ラウンドの再開は1日午前8時(日本時間同日午後9時)を予定。藤田の米シニアメジャー優勝となれば、2013年「全米シニアプロ」を制した井戸木鴻樹に次いで日本勢2人目となる。

通算13アンダーの暫定2位に、同じ最終組をプレーするリチャード・グリーン(イングランド)。通算12アンダーの暫定3位にリチャード・グリーン(オーストラリア)。津さん10アンダーの暫定4位に、2019年大会覇者のスティーブ・ストリッカーがつけている。

宮本勝昌は「71」でホールアウト。通算1オーバーの暫定40位でラウンドを終えた。

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