地域に住む高齢者が健康で明るい生活を楽しむための施設、老人福祉センター横浜市蓬莱荘(木村正弘所長/港南区港南台)が7月24日(水)に50周年を迎える。節目の50周年を祝うサマーフェスタが7月12日(金)、13日(土)に同施設で開催される。
老人福祉センターは各区に1館設置されている横浜市の施設。港南台の蓬莱荘は1974年に開館し、50周年を迎える。60歳以上の市内在住者と付添者、市内在住者の60歳以上の父母などに限定されているが、無料で施設利用が可能だ。
施設では、毎日利用可能な囲碁、将棋に加え、フラダンスやヨガ、体操などの運動系、料理や園芸、油絵など趣味の教室など多彩なプログラムを用意。また、「お風呂」として親しまれている大浴場(男性、女性あり)はタイル張りで利用者の人気も高い。
「気軽にご参加を」
「老人福祉センターという場所をさまざまな人に見てもらうきっかけになれば」と副所長の佐藤直樹さん。12日のイベント(午前10時〜午後1時)はラインダンスやズンバ、コーラス、フラダンス、ウクレレなど同施設で活動する有志クラブによる発表が行われる。野庭聖佳幼稚園も登場。
13日は午前11時から午後1時まで。50周年記念式典に加え、神奈川県警察音楽隊、下野庭小マーチングバンドの音楽演奏も予定されている。
「老若男女さまざまな人にお気軽に参加してもらえれば」と佐藤副所長は来場を促す。
サマーフェスタや利用に関する詳細などは蓬莱荘【電話】045・832・0811へ。