6月29日、岐阜県を流れる飛騨川で、男女3人がそれぞれ川に流され、死亡しました。 警察などによりますと、6月29日午前10時半ごろ、七宗町中麻生の飛騨川で、「沢登り中に男女2人が流された」と、一緒に沢登りに来ていた女性から消防に通報がありました。
警察や消防が捜索し、流された現場から約300m下流の川底で、男女2人が見つかりました。
2人はともに岐阜市に住む伊藤翼さん(41)と古テイテイさん(35)で、病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
死因は溺死だということです。
伊藤さんと古さんは互いにロープで繋がっていて伊藤さんが対岸に別のロープを張ろうと泳いでいたところ流され、古さんも引っ張られて流されたとみられています。
※「テイ」は女へんに「亭」
当時、川は雨の影響で、普段より1mほど増水し、流れが速かったということです。
また、同じ29日午後3時半ごろ、60kmほど上流の高山市久々野町でアユの友釣りをしていた市内に住む間幸雄さん(80)が流され、死亡しました。