大谷翔平、同世代の遅咲きルーキーの前に4試合ぶりの無安打。ドジャースも2ケタ失点で大敗

現地6月30日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地ジャイアンツ戦に1番・DHでスタメン出場。5打数無安打3三振に終わった。

6月のラストゲームはナ・リーグ伝統のライバル対決のカード最終戦。ジャイアンツは先発に30歳の遅咲きルーキー、スペンサー・ビベンスを立ててきた。第1打席の大谷は高めのボールを強烈に叩くものの打球は上がらず、まずはファーストゴロに倒れた。

ビベンスはその後も快調に飛ばして初回と2回を三者凡退に打ち取る一方、ドジャース先発のジェームズ・パクストンはいまひとつ。最初の2イニングだけで6安打を浴びて2点を失ってしまう。

ドジャースは3回にエンリケ・ヘルナンデスがようやく初安打を放ち、大谷に2死二塁の好機で打席が回ってくるも、ここは空振り三振に倒れる。 パクストンはその後も連打を浴びて、4回までに9失点と大差がついてしまう。ドジャースは5回に1点を返し、再度2死二塁で大谷に打席が回ってくるも、ここはビベンスが何と3球三振に打ち取りガッツポーズ。同じ1994年生まれの新ライバル相手に、大谷は3打数無安打2三振に終わった。

そして、8回先頭で大谷に第4打席が回ってくる。投手はランデン・ループに代わっていたが、ここはチェンジアップに泳がされてライトフライ。もう打席は回ってこないと思われたが、9回表の土壇場に2死から連打が出て、二塁にランナーを置いて5打席目が回ってくる。だが、ここでも空振り三振に倒れ、大谷は4試合ぶりの無安打で6月ラストゲームを終えた。ドジャースも反撃及ばず4対10で大敗し、敵地ジャイアンツ戦は1勝2敗と負け越してしまった。

構成●SLUGGER編集部

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