土屋アンナが北京で初の公演、中国のファンと中日音楽交流も開催

女優、モデル、歌手として幅広く活躍する土屋アンナさんが28日、自身初の北京でのワンマンライブを開催しました。

女優、モデル、歌手として幅広く活躍する土屋アンナさんが28日、自身初の北京でのワンマンライブを開催しました。会場前には早くから長蛇の列ができ、特に目立ったのは、アニメ『NANA』の影響を受けた10〜20代のファッションにこだわりを感じる女性ファンたちの姿でした。

「北京」の掛け声とともに土屋さんが登場し、最初のMCでは「我是土屋安娜(土屋アンナです)」と中国語であいさつをすると、観客から割れんばかりの拍手がわき起こり、会場全体が揺れるほどの盛り上がりでした。ライブは土屋さんのオリジナル楽曲「scream」「I'm addicted to you」でスタート、またアニメ『NANA』の主題歌「rose」「黒い涙」などの名曲を披露し、約90分に及ぶ熱狂のライブを展開しました。

公演翌日の29日には、北京の在中国日本大使館で、土屋さんと中国ファンとの中日音楽文化交流会も開かれ、事前応募者の中から抽選で選ばれたファンら約100人を前に、中国の印象や今後の中国での活動などについて語りました。

土屋さんは中国の印象について、「初めて北京に来たが、とにかく食べ物がおいしい、街中もきれいだし、会う人が、ニコってするとニコって笑い返してくるので、すごく優しい人たちがたくさんいる。また北京に来たいと思う」と話し、「昨日のライブでは、観客の反応がすごく熱狂的で、みんなから元気をもらった」とし、今後は中国のいろいろな都市で公演を開き、中国の音楽番組にも出演したいなどと、中国での活動を展開する意欲を示しました。

また、交流会では、土屋さんは中国のファンと、優勝者には土屋さんからの限定プレゼントが当たる「ジャンケンポン」のゲームなども行いました。参加者らは喜んで大歓声で参加し、雰囲気も和み、テンションが一気に上がった瞬間でした。

参加者のファンの女性は「アニメ『NANA』の影響を受けてバンドを始めた。土屋アンナさんは私にとって、音楽に目を開かせてくれた先生のような存在だった。自分も今、バンドでボーカルを担当しており、土屋先生にすごく感謝している。今日はこんなに近い距離で会えるし、すごくうれしい。この場を借りて自分がデザインした襟ぐりネックラインをプレゼントしようと思った」と笑顔で語りました。

また、大学2年生のファンは「土屋さんの声が大好きで、私にとって精神の支えだった。今日はこの交流会に参加できて、本当にいい思い出になる」と話しました。(提供/CRI・取材/趙雲莎)

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