NYで性的少数者ら権利求め行進 旗振り大歓声、ガザ停戦訴えも

性的少数者の権利擁護を求めるパレードで、「パレスチナを解放しろ」と訴える参加者=6月30日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】米ニューヨーク中心部のマンハッタンで6月30日、LGBTQら性的少数者の権利擁護を求める恒例のパレードがあった。沿道を埋めた観客が多様性を表す虹色の旗を振って大歓声を上げた。パレスチナ自治区ガザの停戦を訴える参加者もいた。

 色鮮やかな衣装に身を包んだ参加者らは音楽に合わせて踊り、手を振りながら目抜き通りの5番街を行進した。パレスチナの旗のデザインと虹色を組み合わせた旗を持った参加者が「パレスチナを解放しろ」とシュプレヒコール。

 ニューヨークのバー「ストーンウォール・イン」で1969年6月に性的少数者と警官隊の衝突が起き、翌70年からパレードが恒例となった。

© 一般社団法人共同通信社