「あずきバー」を無料配布 井村屋、名古屋など全国4会場で

4会場とも大勢の来場者でにぎわった(写真は名古屋会場)

 井村屋(本社津市)は6月28日から30日にかけて、全国4会場(東京、名古屋、大阪、三重)で主力冷菓「あずきバー」の無料配布イベントを行った。4会場で計約1万5千本を配布し、各会場とも大勢の来場者でにぎわった。

 7月1日の「井村屋あずきバーの日」に合わせた恒例イベント。三重県では同社本社前を会場に行った。同県での開催は13年ぶり。

 名古屋では29日に駅前のナナちゃんストリートで実施。3500本が配られ、家族連れやお年寄り、若者らが詰めかけ、長蛇の列ができた。来場者一人一人にあずきバーを手渡した井村屋グループの大西安樹社長は「イベントを通じて日ごろの感謝の気持ちを伝えたい。暑い夏をあずきバーで乗り切ってほしい」と話していた。

 1973年発売のあずきバーは世代を超えて親しまれる。発売50周年を迎えた昨年、アズキのうまみを引き立てる商品内容に改良。50周年を記念した「復刻版」も投入し、昨年度の販売本数はシリーズ全体で3億1500万本と過去最高を記録した。(三重)

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