小国町長選、盛田氏が出馬へ 

小国町役場(資料写真)

 任期満了に伴う小国町長選(7月18日告示、同23日投開票)に、元職で行政書士の盛田信明氏(68)=小国小坂町=が立候補する意思を固めたことが30日、分かった。現職の仁科洋一氏(72)=増岡=が3選出馬を表明しており、選挙戦の見通しとなった。

 盛田氏は山形新聞の取材に対し「町政復帰を求める多くの署名を重く受け止めた。人々が安心して暮らし、希望を取り戻せる町民主役の町づくりを進めたい」と述べた。近く記者会見し、正式表明する。

 盛田氏は1974(昭和49)年に同町職員となり、税務出納課長などを務めた。2006年に退職し08年の町長選に立候補して落選。12年の町長選で初当選した。再選を目指した16年と、返り咲きを狙った20年の町長選で仁科氏との一騎打ちに敗れた。

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