アンジェラベイビーが人気番組でモザイク処理、封殺解禁後も不安定さ続く

中国の女優アンジェラベイビー(楊穎)が、長年にわたってレギュラー出演してきたバラエティー番組の回顧シーンで、モザイク処理されたことが注目を浴びている。

アンジェラベイビーは昨年10月、軽い封殺状態に入ったとされ、今年2月には解禁になったと報じられた。この封殺については昨年9月末、韓国のガールズグループ・BLACKPINK(ブラックピンク)のリサがフランス・パリの老舗キャバレーで出演したショーに足を運んだことが原因と報じられ、封殺期間は中国のSNS・微博(ウェイボー)でもアカウントに発言禁止の表示が登場していた。

アンジェラベイビーは、浙江衛星テレビの人気バラエティー番組「奔跑吧(Keep Running)」に番組開始当初からレギュラー出演してきたが、すでに降板しており、この封殺が原因とみられている。今月25日、「奔跑吧」の最新回で流れた回顧シーンでは、アンジェラベイビーの姿がモザイク処理された映像が登場。事実上の解禁とされてから4カ月を経ても、本格復帰には至っていないことが明らかになった。

解禁後のアンジェラベイビーは、ファッション関連の仕事を時折ウェイボーで報告しており、27日にはエルメス(HERMES)のディレクター、マイケル・コステ氏のインスタグラムにツーショット写真が登場して話題に。しかし、女優としての仕事復帰は見えてこない状況が続いており、俳優ソン・ウェイロン(宋威龍)と共演した時代劇ドラマ「相思令」はこのほど、配信に向けての審査通過が報じられたものの、動画配信サービス・騰訊視頻(テンセント)が開催したドラマのプロモーション会では作品リストにタイトルがなく、今後の動きが注目される。(Mathilda)

© 株式会社 Record China