北海道の名付け親・松浦武四郎 蝦夷地一周すごろくや日誌を紹介

北海道の名付け親として知られる松浦武四郎が訪れた史跡名勝に関する資料が、三重県松阪市の松浦武四郎記念館で紹介されています。

松阪市出身の松浦武四郎は、幕末から明治初期にかけて活躍した探検家で、沖縄県を除く46都道府県を訪れたとされています。

今回の企画展では、現在の北海道にあたる蝦夷地のほか、青森県の盛岡城跡や和歌山県の那智大滝など、武四郎が訪れた場所で描いた日誌などが現在の写真と共に飾られ、当時との景色の違いを楽しめます。

ほかにも、武四郎が奈良県の金峯山寺に奉納した直径約96センチの巨大な鏡の拓本や、蝦夷地一周をテーマに作成したすごろくなども飾られ、武四郎が残した写生図や言葉とともに振り返ることができます。

企画展「武四郎とめぐる史跡名勝」は、21日まで開かれています。

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