テニス=手術のマリー、ウィンブルドンシングルス出場可否1日決断へ

[ロンドン 30日 ロイター] - 男子テニスで元世界ランキング1位のアンディ・マリー(37、英国)は背部手術の経過は順調だと述べる一方で、ウィンブルドン選手権のシングルスに出場するかどうかの決断は7月1日に行う考えを示した。

マリーは18日のシンチ選手権シングルス1回戦でツアー通算1000試合出場の節目を白星で祝ったが、翌日の2回戦で背部を負傷して第1セット途中で棄権。先週末、神経を圧迫していた嚢胞を取り除く手術を受けた。

マリーは30日、「午前中にフィジカルテストをして、コンディションがどの程度なのか確認する。明日の夕方には決断を下せるだろう」とコメント。手術により右足の制御と出力に影響が出ているとし、「手術した部分は痛くない。プレーできるかどうかは足の機能面次第だ」と語った。

今夏のパリ五輪を最後に現役引退する可能性を示唆しているマリーは「できればセンターコートでもう一度プレーする機会が欲しい。あの熱狂を味わいたい」と述べた。

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