フジゲームスが商号をFuji Culture Xに変更――FOD開発センター(仮)の設置などフジテレビのデジタルビジネス開発拠点へ

フジゲームスは、2024年6月19日開催の第3回定時株主総会において、商号変更を含む定款の一部変更と役員改選が承認されことを明らかにした。

新たな商号は「株式会社Fuji Culture X(Fuji Culture X, Inc.)」となり、コーポレートサイトも近日中にリニューアルされる予定だ。

これに伴い、フジテレビジョンとの連携を強化し、フジテレビのFODなどの映像配信事業や電子書籍配信事業、IPを活用した新たなビジネスの拡大、DXの推進など、デジタルビジネスの開発拠点を集約し、FODを開発・運営する新体制として、FOD開発センター(仮)を同社に設置することが発表されている。

以下、発表情報をもとに掲載しています

■商号変更の理由

当社は、創業時から継続しておりますゲーム事業によって培った技術開発力や事業運営ノウハウを生かし、昨今ではデジタルビジネスに関わるシステム開発や運用、DX、AI活用やデータ解析、広告、マーケティングなど、事業領域を大きく拡張してまいりましたので、商号を変更することといたしました。

今後、当社はゲーム事業の継続的な成長と、デジタルビジネスに係る開発事業や広告・マーケティング事業の拡張を図ってまいります。

新しい商号は、文化「Culture」を未知数「X」に拡げること、当社が帰属する株式会社フジ・メディア・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:金光修)のグループ各社が築いてきた文化をデジタルの力で新しいものに「Transformation「X」=変換する」という意味を込めております。

■新しい商号

株式会社Fuji Culture X(Fuji Culture X, Inc.)
コーポレートサイトにつきましては、近日リニューアルを予定しております。

■商号変更日

2024年7月1日

■開発拠点集約の背景

フジテレビは、放送中心のビジネスを進化させ、コンテンツファーストの理念のもと、デジタルビジネスの一層の強化を目指しています。その推進のためには、あらゆる事業に必須となっているデジタルテクノロジーを最大限活用していくことが不可欠であり、当社への開発拠点集約は、そのための施策のひとつとなります。

■役員改選

代表取締役社長であった吉本治が代表取締役会長CEOとなり、取締役であった久恒賢治が代表取締役社長COOに、そのほか、新任の石井浩二を含めそれぞれ就任しております。


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