古里の味詰め合わせ 大東・まごころ便 1日から発送

京津畑やまあい工房が発送開始する「まごころ便」2024年夏版

 一関市大東町の農事組合法人「京津畑やまあい工房」(伊東章代表理事)は、1日に山の恵みを生かした特製ギフト「まごころ便」(2024年夏版)の発送を始める。地元の食材で心を込めて作った漬物と総菜6品を詰め合わせにした。

 6品は、甘みそを大葉で包んで焼いた「しそ味噌焼き」、キュウリやニンニクを刻んでしょうゆで漬けた「キュウリのスタミナ漬」、ダイコンを甘酢に漬けてレモンを加えた「大根のレモン漬」、塩蔵ワラビをショウガとだしで味付けした「ワラビの生姜漬」、工房の畑で栽培したウドを使った「ウドの醤油漬」、丁寧に皮むきし2日間かけて煮詰めた「フキの佃煮」。

 同工房は夏と冬の年2回まごころ便を発売しており、地元を離れた人たちが古里の味と香りを堪能できる贈り物などとして人気がある。発送は1日から行い8月5日まで申し込みを受け付ける。価格は3500円(消費税、送料込み)。

 同工房は食品衛生法改正で漬物の製造・販売に保健所の許可が必要になった6月以降も許可を取得して製造・販売に取り組んでおり、「添加物や化学調味料を使わない古里の懐かしい味、本物の味を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 まごころ便の申し込み・問い合わせは同工房=0191(74)4888=へ。

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