バレー女子 リザーブは山岸あかね 真鍋監督「最強の13人目は山岸」「目標を達成するためには必要な最後のワンピース」

 メンバー発表後、会見する山岸あかね(撮影・西岡正)

 日本バレーボール協会は1日、都内で会見を行った。今夏のパリ五輪に出場する女子日本代表メンバー12人と、リザーブ1人を発表した。リザーブには山岸あかね(埼玉上尾)が選ばれた。

 真鍋政義監督は「交代枠は1枠のみで、さらにネーションズリーグとは異なり交代選手を一度入れると元に戻すことはできない」とした上で、山岸の選考理由について「13番目の選手が日本チームにとって最も効果的になる方法をスタッフと話し合い、最強の13人目は山岸しかいないという結論になった。彼女の見えない力は、目標を達成するためには必要な最後のワンピースであると思っている」と語った。

 東京五輪はまさかの予選ラウンド敗退に終わった。ただ6月に閉幕したネーションズリーグでは、初の決勝進出を果たして銀メダルを獲得。実力を上げ、12年ロンドン五輪以来のメダル獲得も狙う実力を兼ね備えている。

 3組に分かれる五輪予選ラウンドで、日本はB組に所属。28日にポーランド、8月1日にブラジル、3日にケニアと対戦していく。

 【五輪代表メンバー】

 ▽アウトサイドヒッター(OH) 林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、和田由紀子

 ▽ミドルブロッカー(MB) 山田二千華、宮部藍梨、荒木彩花、

 ▽セッター(S) 岩崎こよみ、関菜々巳

 ▽リベロ(L) 小島満菜美、福留慧美

 【リザーブ】

 山岸あかね

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