日用品なども「勝浦イーツ」でお届け LINEで注文、有料配送 7月からスタート

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 勝浦市は7月から、通信アプリのLINE(ライン)の予約システムを活用した配送業務「地域をつなぐ商品等お届け事業」を開始する。市内の事業者が販売する日用品などの注文、配送も受け持つ。商工業振興を図ることが目的で、新たな流通サービスの持続可能性を検証するという。

 市観光商工課によると、従来のラインによる料理宅配サービス「勝浦イーツ」を発展させる試み。6月までは実証的に登録店の弁当などを配送していたが、7月から有料で、日用品なども配送する。市が委嘱した買い物サポーターが担い、本年度いっぱい行う。

 関連経費など約461万円を確保しており、財源は配送料でまかなう。

 配送料は商品一つにつき150円で、さらに商品価格の1割を追徴する。他にも、時間指定は注文1件当たり500円、日用品は同300円を徴収する。

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