元競泳日本代表・入江陵介 “真面目すぎる”性格で引退後の趣味が長続きしない理由を語る

元競泳日本代表の入江陵介が29日に放送された『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演し、模索している趣味について語った。

現役時代、環境を変えてトレーニングに打ち込むために、2017年から2019年までの2年半ほど暮らしていたアメリカ・サンディエゴを再訪。海外と言えば合宿か試合の日々のため、水着を持たず、水にも触れない海外は初めてだという。引退してから水泳以外にも費やす時間が増えた入江だったが「趣味作りたいんですけど、趣味って作るもんじゃないじゃないですか?わざわざ」とまだ、はっきりとした趣味がないことを明かした。

続けて「現役引退した競泳選手みんなトライアスロンやったりとかしてる選手多いんですけど。そもそも自分が生きるその海で泳ぎたくない」と話し、さらに「(海水は)しょっぱいし、下が見えない気持ち悪さがあるので。泳げるけど泳ぎたくはないです。海でわざわざベタベタするし」と意外なコメント。正直すぎる入江にMCの今田耕司からも思わず笑いがこぼれた。

スタッフから「キャンプとか体験したことあります?」と聞かれると「キャンプないですね。やっぱ外に泊まるのがあんまり得意じゃないですね」と率直な返答。また「夜中寒くなったりとかして、適温なのかな?とかトイレどうしたらいいのかなとか…」とキャンプが苦手な理由を語った。

一方で「(趣味が)絵とかって言える人ってすごいと思うんですよね。美術館行くのが好きとか」と、絵画鑑賞を趣味にしている人を称賛。入江自身は絵画鑑賞をしても「すぐに観終わっちゃうんですよ」と趣味にならないことを明かすと今田も「これはアカンな」と笑いながらコメント。

他にも「一時期ラテアートをしようと思ってたんですよ。カジュアルな家庭用のエスプレッソマシーンも買ったんですけど、僕あんまホットのラテよりアイスラテの方が好きで…なんか作らなくなりました」と長続きしなかった趣味も披露した。

没頭する趣味がないことに関して「何かやる時間がなかったというか。水泳以外もそうですし、逆に言うと、あんまり青春時代もなかったのかもしれないですね。“はじけて”とか…」と振り返る場面も。

再びスタッフから「ハメ外した経験があります?」と素朴な質問が。これには「ハメ外した経験(笑)」と少し照れながらも「ハメ外した経験…でも、ないかもしれないですね」と返答。「別にお酒の失敗もないし、誰かに迷惑かけたことも、自分で言うのもなんですけどなくて。逆に言うと本当に真面目に育ってきたと思いますけどね」と話す入江に今田も「自分でこれを言えるってよっぽど」と、その真面目さに驚きのリアクションを見せた。

スタジオでは「ゴルフとかもちょっと始めようと思って(クラブの)セットも持ってたりとか、シミュレーションゴルフとか行ったんですけど、その先になかなか行かなくて…」とVTRで語ったものとは別の趣味を始めようとしていたという。「なるほどなぁ」とため息混じりで共感する今田に対して「何か他のスポーツとか競技は、基礎が大事だと思ってしまうんですよ。水泳と一緒で」と説明。さらに「最初しっかりと基礎作りして…」と細かく補足しようとする入江に今田が「真面目か!」と、思わず言葉をさえぎるようにツッコミを入れ、スタジオでは大きな笑いが起こり、入江もまた満面の笑みを浮かべた。

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写真提供:(C)日テレ

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