中国黒竜江省の田んぼでアヒル農法 1600羽放つ

中国黒竜江省の田んぼでアヒル農法 1600羽放つ

 【新華社ハルビン7月1日】中国の穀倉地帯、黒竜江省東部の三江平原の田んぼに1600羽以上のアヒルが放たれた。農業企業、黒竜江北大荒農業友誼分公司の第五管理区にある田んぼがアヒルたちのすみかとなる。

 アヒルが住む田んぼでは、害虫の発生を効果的に抑えられ、苗の間の雑草もなくなり、化学農薬の使用も減らせる。アヒルの排泄物は自然と有機肥料に変わり、土壌に養分を与え、肥沃度が高まる。

 「稲とアヒルの共存」モデルは、田んぼの生態系の良好な循環を導く。稲の品質を向上させ、農業のグリーン(環境配慮型)で持続可能な発展を促進し、生産効率と農産物の競争力を高めることもできる。

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