岸本ゆめの、シティポップの要素を取り入れた「真夜中の鍵」リリース

元つばきファクトリー岸本ゆめのソロ曲第4弾「真夜中の鍵」が、本日7月1日(月)に配信リリースされた。 孤独と自己探求を描きながらも前向きなメッセージを届ける彼女自身の心の中が描かれており、hajimepopとIdiot Popの共作による楽曲は、シティポップの要素を取り入れ、懐かしさと新鮮さを兼ね備えている。 岸本の優しくも力強い歌声は、そのクールな魅力を存分に発揮し、NAPPIによるブラスアレンジが一層の深みを加えている。6月8日に新宿ロフトで開催された初の単独ライブ『イチ、ミマン」』の中では、ブラスを使わない全く別のアレンジで表現された。

岸本ゆめのコメント

自分自身の整理がつかないとき、普段なら寝ている時間に散歩に出ることがあります。問題点も解決法もわからず、とにかく戻れそうな範囲をふらふらと。

そんなとき、こどもの頃はもっと自信持ってたなぁ、考えすぎずに動いていたなぁと思うけど、私はあの頃の延長線上にいる私なんですよね。なら大丈夫かも。と、この曲の歌詞はもちろん、楽器の音ひとつひとつまでもが、前を向かせてくれるような気がします。

"真夜中の鍵”それぞれの素直な心で、聴いていただきたいです!

Idiot Pop(作曲・編曲)コメント

作曲、編曲させていただきました。

なんとなく鍵っていいよね。昔の自分に会いに行けそうで、行けないし、自転車の鍵をなくした時の絶望感。あなたの鍵はどこにある?皆様にも楽曲を通して、ノスタルジーを感じてほしい。そんな想いで制作しました。レコーディング時の岸本さんの歌唱力には驚かされたし、ライブ岸本の天真爛漫さはほんと応援しちゃいたくなる。次はもっと実験的なソウルフルなトラック作らせてください!!!

サポートしてくれたミュージシャンにもこの場を借りてありがとうを伝えます。ギターのSimmerdown a.k.a. ラブアンリミテッドしまだん、ドラムのアキミヤゾエ(birds melt sky)、ホーンセクションのNAPPI(Hainuwell)、関口綾華、コーラスのまつもと尚こ、レコーディング・エンジニアのミヤジマジュン、皆様に感謝します。いつもありがとう。

hajimepop(作曲)コメント

岸本さんが過去のインタビューで、「昔のSoulやFunk、Beach BoysやBee Geesも好き」と語っていたことを知り、共作のIdiot Popと "それらの要素を取り入れた曲にしよう" と作り始めました。そして所謂シティポップ風の『真夜中の鍵』ができました。

NAPPIくんのブラス・アレンジが加わった時点で手応えがありましたが、岸本さんのレコーディングでは予想を遥かに超えるマジックがあり、かなり楽しくボーカル・ディレクションをさせていただきました。

ダイアナ・ロスやリアン・ライムスを思わせる、優しくもソウルに溢れる声を持つ岸本ゆめのさん。この曲から彼女のクールな魅力を感じていただけたら嬉しいです。

MEMIcream(作詞)コメント

孤独を感じるのは、たったひとりのときじゃなく、他者を意識するときだと思う。自分の弱さと、それを認める強さを同居させて、またただ一つの道を作っていく。子どもだったあの日から、今あたらしい未来へ踏み出す。過去に迷っていたことも、選んでしまえばこの道しかなかったかのように、ここからまた続いていく未来を祝福したい。そういう気持ちで書きました。

【岸本ゆめのプロフィール】

2000年4月1日生まれ。大阪府出身。

2012年11月ハロプロ研修生に加入。

2015年4月29日、ハロプロ研修生内新ユニットとして「つばきファクトリー」が結成され、メンバーに選ばれる。インディー

ズシングル4枚のリリースを経て、2017年2月22日にメジャーデビュー。同年7月に発売した2ndシングル「就活センセーション / 笑って / ハナモヨウ」で『第50回日本有線大賞』新人賞、『第59回日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞。2023年11月6日日本武道館で行われた卒業公演をもってつばきファクトリー、およびハロー!プロジェクトを卒業。

2024年1月YU-Mエンターテインメントに所属後、準備期間を経て今、進みだす。

2024年6月8日に新宿ロフトで初の単独ライブ「イチ、ミマン」を開催。趣味は筋トレ、ギター。

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