ネクストブレイク筆頭・河合優実、熱中しているものは「ない」 芝居一直線な俳優魂見せる

上半期「ネクストブレイク」で注目の河合優実 (C)ORICON NewS inc.

俳優の河合優実が29日、都内で行われたアニメ映画『ルックバック』公開記念舞台あいさつに登壇した。

河合は、ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で昭和のヤンキー高校生・純子役が話題に。その後、4月には『RoOT/ルート』(テレビ東京系)、6月には映画『あんのこと』と主演作が続いている。きのう28日発表のORICON NEWS『2024年 上半期ブレイク俳優ランキング(女性編)』でも1位を獲得し、ネクストブレイクの筆頭となっている。

そんな河合は、作品にちなんで熱中していることを問われると「ない」とポツリ。「自分がやっているお仕事です。それひとつだけ」と語り、「仕事と趣味を分けて、趣味があるから頑張れるタイプではないので、作品に取り組むこと、準備をすることと自分の生活が地続きに続いているタイプなので、それしかないです」と俳優魂を見せた。

『チェンソーマン』作者・藤本タツキ氏が描く『ルックバック』は、小学4年生の藤野と不登校の同級生・京本2人の漫画を通した成長ストーリーで、ある日、すべてを打ち砕く出来事が起きる。2人が描いた4コマ漫画が学年新聞に掲載されてから始まる青春物語で、中学生、高校生…と2人の人生を描いている。

今回のアニメ化では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』など数多くの劇場作品に主要スタッフとして携わってきた押山清高氏が監督、脚本、キャラクターデザインを務め、アニメーション制作はスタジオドリアンが担当した。主人公・藤野役を河合、京本役を吉田美月喜が担当し、ともに声優初挑戦でW主演となる。

イベントには、吉田、押山監督も登壇。押山監督が河合と吉田に直筆の似顔絵イラストを贈るサプライズもあった。

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