【おすすめ11選】住宅ローンはどこがいい?ランキングや選ぶ際のポイントを解説

住宅を購入する際に、住宅ローンを利用する人は多いでしょう。しかし住宅ローンは種類がさまざまで、「住宅ローンの選び方が知りたい」「住宅ローンはどこがいいか教えて欲しい」と悩んでいる人もいるでしょう。

住宅ローンを選ぶ際は、金利、返済方式、諸費用、団体信用生命保険などが比較ポイントになります。

この記事では、住宅ローンの選び方を解説するほか、おすすめの住宅ローンを厳選して紹介します。

この記事でわかること

  • 住宅ローンを選ぶ際のポイント
  • おすすめの住宅ローン
  • 地方銀行のおすすめ住宅ローン

住宅ローンはどこがいい?比較ポイントを解説

一般的に、住宅ローンの返済は年単位で長い時間がかかります。自分に合った住宅ローンを選ぶために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 借入先
  • 金利の低さ
  • 金利の種類
  • 返済方式
  • 借入時の諸費用
  • 団体信用生命保険

金利や諸費用は借入先によって異なり、毎月の返済額や返済総額に大きく関わってきます。また、多くの住宅ローンでは団体信用生命保険(団信)に加入することを必須としています。

借入先

主な住宅ローンの借入先は「民間ローン」「フラット35」「公的融資」の3つです。借入先によって、金利の種類やかかる費用、利用条件が異なります。

3つの借入先のメリット・デメリットは、以下の通りです。

民間ローン

民間ローンは、メガバンクや地方銀行・農協・信用金庫・生命保険会社など、民間の金融機関が扱う住宅ローンです。

対面での契約が不要なネット銀行の住宅ローンや、不動産会社・住宅メーカーなどと提携している住宅ローンもあります。

メリットは、金利タイプや付帯される団体信用生命保険の保障内容が金融機関によってさまざまで、自分に合った内容の商品を選べることです。

また、ネット銀行の住宅ローンは金利が安く設定されているため、月々の負担が抑えられます。

デメリットは、ほかの借入先と比べると審査基準が厳しいことです。また、金融機関によっては手数料などが割高になることもあるので注意が必要です。

民間ローンがおすすめの人

  • 月々の負担を軽くしたい人
  • 金利や団信など保証内容を選びたい人
  • 安定した収入と職業で、厳しい審査基準を通過できる人

フラット35

「フラット35」は300以上の全国の金融機関と住宅支援機構が提携・提供している住宅ローンです。メガバンクやネット銀行、住宅ローンの専門会社でも取扱があります。

メリットは、全期間金利が固定されており毎月の返済額が変わらず、返済計画が立てやすい点です。繰り上げ返済の手数料がかからないため、返済を前倒しで行いたい人にもおすすめします。

また、フラット35は、借入の条件として「職業」がありません。ほかの金融機関では「勤続年数が1年以上」としているのが一般的です。その点、転職して間もない人や、個人事業主になりたての人でも住宅ローンを組めます。

しかし、契約者本人への審査が甘い反面、物件の性能に関しての条件が厳しいというデメリットがあります。

フラット35がおすすめの人

  • 住宅ローンの返済計画を明確にしたい人
  • 健康面が不安な人
  • 返済を前倒しにできる可能性がある人

公的融資

主な公的融資には「財形住宅融資」と「自治体融資」の2種類があります。

財形住宅融資は、給与から天引きして行う「財形貯蓄」をしている人向けの融資制度です。

自治体融資は、都道府県や市町村など自治体が、勤労者支援の1つとして行う融資制度を指します。

どちらも金利の低さはメリットですが、利用条件が多く、借入が難しいのはデメリットです。

例えば、財形住宅融資は、財形貯蓄加入者を対象とし、自治体融資は「同一場所に1年以上居住している」「自治体に居住用の家を建てる」など条件が限定的です。

公的融資がおすすめの人

  • 金利を抑えたい人
  • 借入希望額が大きくない人
  • 条件が厳しくても問題ない人

金利の低さ

利率の高低が毎月の返済額に直結するため、金利の低さは住宅ローンを選ぶ際に最も注目したいポイントです。

1%の違いでも、借入額によっては月々万単位の違いを生み、返済総額で数百万円以上もの差になる可能性があります。

金利が違うと、返済額がどの程度変わるのか確認しましょう。

借入金額3500万円で返済期間を30年とした場合は以下の通りです。

同じ条件でも金利が1%違うと、毎月1万6478円、返済総額では約600万円の違いが出ます。

そのため、住宅ローンを選ぶ際に金利を確認が重要です。

住宅ローンの返済期間についてはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:死ぬまでに返しきれるか!?住宅ローンの返済期間は最長で50年!

金利の種類

住宅ローンを選ぶ際には、金利の種類にも注意してください。返済計画を、自分の金銭的状況や将来に向けた資金計画と照らし合わせて考える必要があります。

住宅ローンの金利には、以下の3種類があります。

変動金利

変動金利は、市場の金利の動きに影響を受け、適用される金利が変わるタイプです。市場金利の上下に比例して住宅ローンの金利も上昇・下降します。

金利は一般的に半年ごとに見直され、5年ごとに毎月の返済額が改定されます。ただし、金利が大幅に変動した場合、上昇幅が125%を超えないように定められています。

ほかの種類よりも金利が低く、金利の下降局面に強いメリットがあります。一方、将来的な金利上昇リスクがあり、返済総額が予想できない点はデメリットといえるでしょう。

金利が上昇し、返済額が上がっても対応できる資金力がある人や、借入が少額な人に向いています。

変動金利がおすすめの人

  • 住宅ローンの金利を低くしたい人
  • 世帯収入が増える見込みのある人
  • 預貯金に余裕のある人

全期間固定金利

全期間固定金利は、借入期間の間ずっと金利が変わらないタイプです。全期間固定金利の代表的な住宅ローンがフラット35です。

毎月の返済額が一定しているため家計の収支計画が立てやすく、将来の金利上昇リスクがない点はメリットです。

デメリットとしては、ほかの種類よりも金利が高く、市場金利の動きが横ばいまたは下がると、ほかの種類よりも返済総額が大きくなることも挙げられます。

全期間固定金利がおすすめの人

  • 金利を固定して返済額を増やさないようにしたい人
  • 計画的な支払いをしたい人
  • 金利の変動に悩まされたくない人

当初固定金利

当初固定金利は、あらかじめ2年、3年、5年、10年など期間を設定し、期間内に限り固定金利が適用されるタイプです。

変動金利と全期間固定金利の特徴を併せ持ちます。固定期間の終了後は、変動金利に変えるか、固定金利を選び直すかを選択します。

金利の種類を選び直す際は、借入当時の金利ではなく、選び直しの時点における金利が適用されるので覚えておきましょう。

また、変動金利を選んで大幅に金利が上がった場合でも「上昇幅が125%を超えない」という変動金利のルールは適用されません。

メリットとしては、変動金利よりは高いものの全期間固定金利よりは金利が低くなること、固定期間中は返済額が一定であることも挙げられます。

一定期間は出費が増える予定もあり、返済額が変わらないようにしたい人や、固定期間中に完済できる見込みがある人におすすめです。

当初固定金利がおすすめの人

  • 支出が収まるまで返済額の負担を抑えたい
  • 計画的に返済を考えている
  • お金のかかる時期が計算できている

返済方式

住宅ローンを選ぶ際のポイントとして、返済方式も忘れずチェックしましょう。返済方式は「元利均等返済」と「元金均等返済」に分かれますが、どちらを選ぶかによって月々の返済額や返済総額が異なります。

まずは、それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。

返済当初に月々の返済額が増えても対応できる資金力があるか、それとも一定の金額をコツコツ返済する方がよいかなど、自身の状況を踏まえて選ぶことが大切です。

元利均等返済

元利均等返済は、借入の元金と利息それぞれの金額が月ごとに変動する返済方式です。

月々の返済金額は一定となり、返済当初の内訳は、元金よりも利息の割合が大きくなります。

毎月の返済額が安定しているため、返済計画を立てやすいというメリットもあります。一方、最終的な返済総額が元金均等返済よりも多くなる点がデメリットです。

元利均等返済がおすすめの人

  • 毎月の返済額を一定額にしたい人
  • 返済当初に資金的余裕がない人

元金均等返済

元金均等返済は、借入の元金は変わらず、利息の金額が毎月変動する返済方式です。

利息の金額は、借入残高に金利をかけて算出されるので、返済が進むごとに元金が減ると、支払う利息も少なくなっていきます。

そのため、最終的な返済総額が元利均等返済よりも少なくなる点がメリットです。ただし、返済当初は月々の返済額が大きいので注意が必要です。

元金均等返済がおすすめの人

  • 返済総額を減らしたい人
  • 返済当初に資金的余裕がある人

借入時の諸費用

住宅ローンの借入時には諸費用がかかり、住宅ローンを申し込む金融機関によって金額が異なることもあります。

共通してかかる主な費用は、以下の通りです。

保証料

契約者が返済不能となった場合に備え、担保として保証会社に支払う費用

事務手数料

保険会社を保証人として、保証委託契約をする際の手数料

融資手数料

借入手続きに伴い、金融機関に支払う手数料

繰り上げ返済手数料

住宅ローンを借り換えする際、残高を繰り上げ返済する手数料

印紙税

住宅ローン契約書などを作成する際に必要な印紙にかかる費用

抵当権設定登記費用

抵当権設定登記の登録免許税と司法書士などへの手数料

印紙税や抵当権設定登記費用などは、税金の手続きに関わる費用のため、金融機関によって差が出ることはほとんどありません。

そのほかの保証料や手数料は、借入先によっては金額が変動します。

例えば、ネット銀行では保証料不要で住宅ローンを組めることも多いです。一方で、事務手数料が高めに設定されているケースがあります。

また、手数料は住宅ローンの月々返済に組み込まれず、契約時に現金で一括支払いとなることもあります。どのタイミングでいくら必要になるのか比較・確認することが大切です。

団体信用生命保険

団体信用生命保険(以下、団信)とは、住宅ローンの契約者に万が一のことが起こり、返済できなくなった場合に、住宅ローンの残高を保険金で完済できる保険のことです。保険会社から支払われた保険金で、金融機関が資金を回収する仕組みです。

民間ローンで借入をする場合、原則としてほとんどの金融機関が団信への加入を必須としています。

団信を比較する際は「保障内容」「支払い条件」を確認しましょう。

基本的に団信が保障するのは、住宅ローン契約者が死亡・高度障害になった場合です。保険に入ることで、家族にローンの負担をかけず、家に住み続けられるようにすることが目的です。

最近ではがんや三大疾病、病気やケガで働けなくなったときの保障や女性専用保障など、保障範囲は多岐にわたります。

また、支払いについては、内容を充実させると保険料として金利に上乗せされるケースが一般的であり、中には「保険料無料で加入可能」としている金融機関もあります。

みんなが見ている住宅ローンが分かる!

人気・おすすめの住宅ローン【低金利】ランキング

低金利で人気・おすすめの住宅ローンランをランキング形式で紹介します。それぞれの特徴を踏まえて、自分に合った住宅ローンを選ぶ参考にしてください。

1位 PayPay銀行

おすすめポイント

  • 業界トップクラスの低金利
  • 「定額自動入金サービス」で他行口座から資金移動できる
  • 審査書類提出申し込みまで、すべてオンラインで完結

PayPay銀行の住宅ローンは、低金利が大きな魅力です。中でも、変動金利と10年固定金利はほかのネット銀行と比較しても最低水準なため、ぜひ利用を検討してみましょう。

通常、住宅ローンの返済は借入をしている銀行の口座から引き落とされます。PayPay住宅ローンの返済は「定額自動入金サービス(手数料無料)」があり、他行がメインバンクの人でも口座変更の手間がかかりません。

審査はもちろん、書類提出も郵送が要らず、オンライン上で完結できるので、時間のロスが少ないメリットもあります。低金利での借入を重視したい人や、手続きに手間をかけたくない人におすすめです。

2位 みずほ銀行

おすすめポイント

  • 利用者専用の子育て応援サービスが充実
  • メガバンクなのに変動・全期間固定金利が低い
  • 全国にある店舗で対面相談可能

みずほ銀行の住宅ローンは、子育て応援サービスが充実しています。20歳未満の子どもがいる場合、出産や子どもの入学など、ラ イフイベントに合わせて毎月の返済額を見直せる「ライフステージ応援プラン」の手数料が無料になります。

繰り上げ返済はできても返済額を変更できる金融機関は少ないため、みずほ銀行を選ぶ大きなメリットといえるでしょう。

変動金利・全期間固定金利はほかのメガバンク、ネット銀行と比べても低く設定されています。特にフラット35を検討中の人にもおすすめです。全国にある店舗で対面相談ができるため、対面での説明を希望する人に向いています。

3位 イオン銀行

おすすめポイント

  • 全疾病がん保障8疾病保障団信と選べる保障が豊富
  • イオングループでの買い物で毎日5%オフ
  • 全国の店舗コールセンターで対面相談可能

イオン銀行の住宅ローンでは、病気・ケガを保障する「全疾病団信」や、がん診断時にローン残高が0円になる「がん保障付団信」、3大疾病と併せ5つの重度慢性疾患に対する保障を受けられる「8疾病保障団信」を付帯できます。全疾病団信への加入は無料です。

また、1000万円以上を10年以上の期間で借入し、イオンカードセレクトに加入した場合、イオングループなど対象店舗での買い物が毎日5%オフ(5年間)になります。

借入について不安・疑問があれば、365日いつでも全国のイオン銀行の店舗、コールセンターで相談できます。団信の内容を充実させたい人や、イオングループ店舗の利用が多い人に特におすすめです。

4位 auじぶん銀行

おすすめポイント

  • 変動金利、10年・20年固定金利が業界トップクラスの低金利
  • au回線・じぶんでんきの利用で最大年1%金利引き下げ
  • がん・全疾病・月次返済保障が無料で付帯可能

auじぶん銀行の住宅ローンは、変動金利や10年・20年固定金利が業界トップクラスの低金利です。返済手数料や収入印紙代が無料のため、諸費用が低いのもうれしいポイントです。

また、住宅ローンの借入時に「じぶんでんき」を契約すると、適用金利の引き下げもできます。例えば「がん100%保障団信」の上乗せ金利は年0.1%なので、最大割引を適用した場合は実質無料で付帯できます。

auユーザー以外も、がんと診断された場合は住宅ローン残高が1/2になる「がん50%保障」「一般団信」は保険料無料です。すべてのケガ・病気で連続31日以上の入院となった場合の「月次返済保障」も受けられます。

低金利の借入を検討中の人や、固定期間内の繰り上げ返済を考えている人、au回線の利用者に特におすすめです。

5位 住信SBIネット銀行

おすすめポイント

  • 業界トップクラスの金利の低さ
  • 保険料0円で全疾病保障を付帯できる
  • 女性にうれしい、がん診断確定時に30万円受給可能な特約付き

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、ネット銀行の中でも特に低い金利が魅力です。一部繰り上げ返済の手数料や、返済口座の資金移動にも費用はかかりません。

全疾病保障により以下の範囲に無料で対応できるため、安心して利用できます。

  • がんを含むすべてのケガや病気
  • ケガや病気で働けない場合、毎月の返済が一定期間免除
  • 就業不能状態が12カ月を超えて続く場合、住宅ローン残額が0円
  • 女性は全疾病保障に加え「がん診断給付金特約」を付帯可能
  • 女性は診断でがんが確定した場合、30万円の保険金を受領

諸費用を抑えたい人や病気やケガに備えたい人、がん保障を手厚くしたい女性におすすめです。

住信SBIネット銀行の住宅ローンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事「住信SBIネット銀行の住宅ローンの口コミと評判」も参考にしてください。

6位 ソニー銀行

おすすめポイント

  • 業界最低水準の低金利に、借入額10%以上の頭金でさらに引き下げ
  • 変動金利・固定金利の割合を自由に変更可能
  • ワイド団信を低金利で利用できる

ソニー銀行の住宅ローンは、業界最低水準の低金利です。さらに、新規借入時、借入額の10%の自己資金を用意すれば、適用金利が引き下げられる優遇もあります。

また、変動金利利用中には、希望の割合(5%刻み)を固定金利に変えられるサービスが利用できます。

さらに「ワイド団信」の上乗せ金利が低いこともメリットの1つです。ワイド団信の特徴は、糖尿病や高血圧など健康上の問題を抱えた人でも、一般の団信より加入しやすいことです。年0.3%の上乗せ率を設定している金融機関が多い中、ソニー銀行では年0.2%で利用できます。

借入時に一定の自己資金が用意できる人や、金利変動リスクを分散したい人、ワイド団信の付帯を検討する人におすすめです。

7位 SBI新生銀行

おすすめポイント

  • 事務手数料が定額なので借入当初の諸費用を抑えやすい
  • 固定20年の金利が業界最低水準
  • 安心保障付団信の保険料が無料

SBI新生銀行の住宅ローンは、借入金額がいくらでも事務手数料は一律5万5000円です。一般的に、ネット銀行の事務手数料は「借入金額×2.2%(税込)」に設定されていることが多いため、借入当初の諸費用を抑えやすい点がメリットです。

また、固定金利タイプで自己資金(物件金額の10%以上)を準備しておけば、適用金利が年0.05%引き下げられます。中でも固定20年の金利は、業界でもトップクラスの低さです。

保障については「安心保障付団信」が金利上乗せなしで利用できます。不慮の事故などで公的介護保険制度の「要介護3以上」に認定された場合、住宅ローン残高相当額が介護保険金で支払われます。諸費用を抑えたい人や固定金利で検討中の人、交通事故など不測の事態にも備えたい人におすすめです。

SBI新生銀行の住宅ローンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事「SBI新生銀行の住宅ローンの口コミと評判」も参考にしてください。

8位 りそな銀行

おすすめポイント

  • 「団信革命」への加入でさまざまなリスクをカバーできる
  • 住宅ローンと一緒に自然災害へ備えるオプションに加入できる

りそな銀行の住宅ローンでは、住宅ローン金利に年0.3%を上乗せすることで「団信革命」へ加入が可能です。一般的な団信の保障(死亡・高度障害の場合)はもちろん、所定の状態(※)に該当した場合、住宅ローン残高が0円になります。

また、万が一自然災害で自宅に損害が発生したときに保障を手厚くできる「自然災害サポートオプション」への加入ができます。

一定期間分の返済額が払い戻されたり、住宅ローン残高のうち建物部分の50%相当額が免除されたりといった補償が受けられます。

そのほか、女性のためのプランも用意されており、住宅ローン「凛 next」では、就業不能時・天災事故による入院時の保障が用意されているため、さまざまなリスクに備えたい人におすすめです。

9位 三菱UFJ銀行

おすすめポイント

  • 「7大疾病保障」の保障適用の条件が優秀
  • 提携サービスから特典が受けられる
  • 出産予定直後の女性に嬉しい優遇金利も

三菱UFJ銀行の住宅ローンで選べる「7大疾病保障」では、がんと診断されたときなど、所定の条件に該当すると住宅ローン残高が0円になります。

中でも「脳卒中・急性心筋梗塞」の「入院したとき」という条件は、ほかの金融機関によくある「一定日数が継続したとき」という条件と比べると、保障が受けやすいです。

また、住宅ローン利用者にはさまざまな提携サービスが用意されており、家電購入や引っ越しの際の割引、ホームセキュリティ契約時の特典が受けられます。

女性に向けた特典として、出産前から出産後半年以内に申告すれば、申し出から1年、適用金利を年0.2%引き下げる優遇もあります。

万が一のときの保障を手厚くしたい人、特典もお得に利用したい人におすすめです。

10位 ARUHI

おすすめポイント

  • 業界最低水準、安心の固定金利
  • 自己資金が多いほど金利が低くなる
  • 勤続1年未満でも住宅ローンを組める

ARUHIは、全期間固定金利「フラット35」でトップシェアを誇る金融機関です。中でも「ARUHIスーパーフラット(フラット35<保証型>)」はARUHI独自の商品で、フラット35よりもさらに低金利で業界最低水準となっています。さらに、自己資金の割合が多くなるほど、金利が低くなる点もポイントです。

また、メイン商品であるフラット35は、借入の条件として「職業」がありません。ほかの金融機関では「勤続年数が1年以上」としているのが一般的です。その点、転職して間もない人や、個人事業主になりたての人でも住宅ローンを組めます。

借入期間中は金利上昇のリスクを負いたくない人、自己資金を用意できる人にもおすすめです。

11位 楽天銀行

おすすめポイント

  • 借入当初の諸経費が安い
  • 楽天ポイントが貯まりやすい
  • 団信のがん保障特約などの充実した保証が付く

楽天銀行は、楽天グループが展開するネット銀行です。口座数が1万5000を超えており、ネット銀行では最大の口座数を誇っています。

楽天銀行が提供する住宅ローンは、金利の安さや諸経費に定評があり、楽天グループの他サービスとも連携できる点がポイントです。

事務手数料は他社が「借入金額×2.2%」という設定が多いのに対して、楽天銀行は「一律33万円」に設定されています。3000万円の借入を想定すると、他社は66万円になるため、楽天銀行の方が大幅に安くなります。

また、団信のがん保障特約も無料で付帯されます。

楽天銀行は、手数料を安く抑えて、保証も充実させたい人におすすめの住宅ローンです。

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地方銀行の住宅ローンおすすめ5選

埼玉りそな銀行

おすすめポイント

  • 低金利
  • 商品が豊富
  • サポートが丁寧

埼玉りそな銀行は、関東圏を中心にサービスを提供している地方銀行です。

埼玉りそな銀行の住宅ローンは、低金利と豊富な商品ラインナップが魅力です。長期固定金利やフラット35の利用を検討している人は、選択肢の1つに入るでしょう。

ただし、審査が厳しく、複雑な商品も多い点には要注意です。ほかの地方銀行と比較して検討するのがよいでしょう。

武蔵野銀行

おすすめポイント

  • 女性向けサービスが充実している
  • 審査基準が柔軟である
  • 団体信用生命保険が充実している

武蔵野銀行は、関東圏を中心にサービスを展開している地方銀行の1つです。

武蔵野銀行の住宅ローンは、金利の低さ、多様なローン商品、柔軟な審査基準で加入を検討しやすい銀行といえます。

また、女性向けサービスが充実しているのも特徴です。対応地域で住宅ローンを検討している場合は、一度相談するのもよいでしょう。

横浜銀行

おすすめポイント

  • 金利が低い
  • 保証プランが充実している
  • 専門スタッフがつく

横浜銀行は、神奈川県全域と関東圏にサービスを展開している地方銀行です。

横浜銀行の住宅ローンは、低金利、充実した保障プランが受けられ、ライフスタイルにあわせて豊富なサービスを提供しています。

また、住宅ローンセンターが設置されており、専門スタッフが付くため、安心して相談できるもの特徴です。神奈川県内など対応地域で住宅ローンを検討している場合は、選択肢の1つにしてください。

千葉銀行

おすすめポイント

  • ライフプランに合わせて返済方法を選べる
  • ネットから最短即日回答の事前審査を受けられる
  • 個別の事情を相談しながら契約を進められる

千葉銀行は関東圏を中心に展開している地方銀行です。

千葉銀行の住宅ローンは、千葉県内においてトップクラスのシェアを誇っています。担当者も個人の事情を踏まえながらローンを提案するので、千葉県でマイホームを購入する場合、選択肢の1つになるでしょう。

ただし、千葉銀行の住宅ローンは、変動・固定金利ともに低い水準ではないため、金利だけで選ぶのであれば、優先度は低いです。

関東圏に在住し、親身なサービスと豊富なプランを検討したい場合は、千葉銀行を選択肢に入れてください。

静岡銀行

おすすめポイント

  • 地方銀行の中では金利が低い
  • 土日営業している
  • 審査期間が短い

静岡銀行は、静岡を中心に東海地区や東京都、神奈川県にサービスを展開している地方銀行です。

静岡銀行で住宅ローンを利用するメリットは、地域密着で利用者の状況に合せてプランを受けられる点でしょう。窓口は土日営業も行っており、審査期間も短いため平日忙しい会社員でも相談しやすい体制が整っています。

静岡県でマイホーム購入を検討している場合は、静岡銀行の住宅ローンを検討するのもよいでしょう。

なお、おすすめの地方銀行については、住宅ローンにおすすめの地方銀行!地銀で住宅ローンを組むメリット・デメリットでも解説しているので、参考にしてください。

金利が低い住宅ローンランキング一覧

住宅ローンを選ぶ際に、大きな比較ポイントとなるのが金利です。そこで、ここでは変動金利、固定金利それぞれで低金利な住宅ローンをランキング形式で紹介します。

変動金利ランキング

住宅ローンを、変動金利の金利が低い順にランキング形式で紹介します。

固定金利ランキング

住宅ローンを、固定金利の金利が低い順にランキング形式で紹介します。

住宅ローンに関するよくある質問

まとめ

住宅ローンは自分の求める条件に適した金融機関で申し込みましょう。金利や返済方式をもとに、各社の比較をする必要があります。記事で紹介した住宅ローンから比較検討してみてください。

地方銀行のローンを検討するのもよいでしょう。マイホーム購入を検討している地域の銀行であれば、窓口で相談しながら住宅ローンを組めます。

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