広島MF東俊希、ポーランド1部クラブから獲得打診も…交渉の状況は?

東俊希 写真:Getty Images

明治安田J1リーグのサンフレッチェ広島に所属するMF東俊希。今夏、ポーランド1部のヤギエロニア・ビャウィストクが獲得を狙っていたが、交渉は破談となったようだ。6月30日、ポーランド『Kurier Poranny』など複数のメディアが報じている。

同メディアによると、ビャウィストクではサイドバックを務めポーランド代表経験もあるDFバルトロミエ・ウドヴィクがブラガ(ポルトガル1部)に移籍。その後釜として同じポジションを務めることができる東の獲得を狙っているが、現時点で交渉は完了していないと報じた。加えて、ポーランドメディア『Transfer.info』は、交渉は既に打ち切らており、当面の間「広島の左サイドバックが加入することはない」と報じている。

東は広島ユースに所属していた2018年にトップチームに登録され、2019年に正式に昇格を果たす。同年、U-22日本代表に選出されると、12月28日に行われたキリンチャレンジカップのジャマイカ戦に出場し、ブライトンMF三苫薫とも共演。9-0の大勝に貢献した。翌2020年はJ1リーグ戦33試合に出場し1ゴールを記録している。

今2024シーズンは5月19日に行われたJ1第19節の京都サンガ戦(5-0)を除き、カップ戦含め全試合にスタメン出場。正確な左足のキックや突破で数多くのチャンスを演出し、今となってはクラブにとって欠かせない存在の選手となった。

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