櫻井翔のAI政治家ぶりが話題「中身空っぽ」「主体性ない」もネット絶賛【笑うマトリョーシカ】

 水川あさみ

 TBS系金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」が6月28日、スタートした。新聞記者の道上(水川あさみ)が、厚労大臣となった政界の若きエース・清家(櫻井翔)と、政務秘書官の鈴木(玉山鉄二)との関係に疑念を持ち、そこから父が突然交通事故で亡くなるという悲しみに襲われる。ネットでは、道上が「AIのようだ」といった櫻井の政治家演技が話題となっている。

 文芸部記者の道上は、清家の自叙伝を取材。その最中に新聞記者の父が交通事故で亡くなる。その父が調べていたのが、政治家の贈収賄が疑われたBG株事件。道上は清家の政務秘書官の鈴木が、BG株事件で自殺したBG社の社長の息子であることを知る。

 さらに鈴木は、清家に深く関わっているにも関わらず、清家の自叙伝には1行も出てこない。このことに不信感を募らせる道上は、自叙伝の取材に便乗し、清家を取材することに成功するが…。

 道上はその時の清家を「まるでAIと話しているようだった」「名刺の渡し方、話し方まで完璧過ぎるのが逆に不自然で。でも鈴木のことで切り込んだとき、AIがバグったのか一瞬、鈴木に助けを求めるような顔をした」「清家に主体性がないといわれてもしっくりくるというか…」といい、同僚は「それじゃ中身空っぽみたいじゃないですか」と口を挟む。

 この櫻井のつけいる隙のない完璧な政治家演技に、ネットも「櫻井翔くん、このAI感ばっちり合ってる!」「櫻井翔くん、この役合うわ」「AIっぽい操り人形と言われる演技が櫻井さんうまいよ」「櫻井くんの表情が終始よかった、作中でもあったけどAIの様だった」「原稿チラッと見ただけで覚える清家怖すぎる…たしかにAI」など、AI櫻井に舌を巻く声が数多く上がっていた。

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