大谷翔平は「視聴率を大きく変える」 MLBが“ダービー”参加要請か…米報道

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

HRダービー“新ルール”で大谷翔平の存在が「視聴率を大きく変える」

15日(日本時間16日)に開催予定のMLBオールスター・ゲーム前日のホームランダービーに“新ルール”が適用された。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者がドジャースの大谷翔平投手への“参戦”を要求している。

同記者は「アーロン・ジャッジがホームランダービーを辞退した中、ESPNと球界幹部は今後2週間にわたってショウヘイ・オオタニに強く働きかけるに違いない」と言及。理由は明確であり、人気選手の大谷が出場することで「視聴率を大きく変えることになる」としている。

米スポーツ局「ESPN」の公式SNSでは「MLBがホームランダービーの新ルールとフォーマットを発表、今年の大会から適用」として詳細を紹介している。1回戦は8選手が出場し、上位4選手が準決勝に進める。本数が同点の場合は最長の本塁打で判断するとしている。

準決勝は1回戦の3位と2位、4位と1位が対戦。勝ち上がった2選手が決勝で戦う。準決勝までは1ラウンド3分の最大40球だが、決勝は1ラウンド2分で27球が与えられる。「ESPN」英国版サイトでは「ホームランダービーのルール変更はすさまじいペースを落とすことが目的」だと指摘している。

記事では「制限時間ありのラウンド中に、打者は最大40球しか受けない。2015年に制限時間を設けた形式にしてから、出場者と投げる人物は、より多くのスイングを目指すようになり、出演者の平均は1ラウンド43スイング以上になっていた」と触れられている。

さらに「1回戦は1対1の直接対決だったのが、今年からは8人のうちトップ4人が準決勝に進出する。ホームランダービーは毎年のMLBイベントの中で屈指の高視聴率」とも言及。ジャッジが辞退となっただけに、スター・大谷の出場を願っている。(Full-Count編集部)

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