「近くにいるんじゃないかと考えて」相次ぐクマ被害受け 県と警察が注意呼びかけ 福島

クマによる人への被害が相次いでいることを受け、福島県と警察が商業施設などで、注意を呼びかけました。

県内では6月28日、会津美里町で男性がクマに襲われて、重傷を負ったほか、24日には喜多方市でも、女性がけがをしました。

人への被害が相次いでいることを受け、県は中通りと会津に出されていた「ツキノワグマ出没注意報」を「特別注意報」に格上げしました。こうした中、福島市の農産物直売所では、県の職員や警察官がチラシを配って、訪れた人に注意を呼びかけました。

県野生動物調査専門官・溝口俊夫獣医師「クマが近くに来ているんじゃないかと考えて行動することが大切」

今年度、県内では300件を超えるクマの目撃情報があり、過去最多のペースで増え続けていて、引き続き警戒を呼びかけています。



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