Nmode、1bitデジタルパワーアンプ「X-PW1-MKIII」。可変ボリューム搭載

(株)リリックは、同社が展開するNmodeブランドより、ハーフサイズの1bitデジタルパワーアンプ「X-PW1-MKIII」を7月1日より発売する。価格は99,000円(税込)。

Nmode パワーアンプ「X-PW1-MKIII」

2012年に初号機「X-PW1」が登場、2018年に「X-PW1-MKII」と進化してきたデジタルパワーアンプの最新モデル。一貫してPDM方式(パルス密度変調)による1bitデジタルアンプにこだわって開発を行っており、本機ではサンプリング周波数をこれまでの5.6MHzから11.2MHzに進化させている。

さらに、位相特性に関わるフィルターパーツを高精度化するほか、特注の専用薄膜高分子積層コンデンサを採用。電源部やフィルター定数を大幅に見直し、専用パーツを投入している。

RCA入力のほか、モノラルようにXLR入力も装備する

可変ボリュームを搭載しているため、プリメインアンプとしても利用できるが、入力はRCAのみの1系統。なおモノラルアンプとしても使用可能で、その場合はXLR入力(2番HOT)も利用できる。ステレオ/モノラル並びにボリュームの可変/固定の切り替えは背面スイッチで行う。

サイズは210W×55H×244Dmm、質量は3.1kg。周波数特性は10Hz-40kHz、S/Nは95dB。ステレオ再生時の定格出力は14W×2(8Ω)、16W×2(6Ω)、18W×2(4Ω)となっている。

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