藤井聡太七冠の史上最年少での「永世称号」獲得がかかる棋聖戦の第3局が、名古屋・大須の万松寺で行われています。
藤井七冠が山崎隆之八段の挑戦を受ける、棋聖戦五番勝負の第3局は、午前9時に山崎八段の先手で始まりました。
6月、叡王のタイトルを失った藤井七冠にとって八冠陥落後、初めての対局ですが開幕から、ここまで2連勝。1日に勝てば5連覇を達成し、引退後に名乗れる「永世称号」の一つ「永世棋聖」の資格を史上最年少で獲得します。
(藤井聡太七冠・6月30日)
「地元での対局でもありますので、良い将棋をお見せできるよう、全力を尽くして頑張りたいと思います」
歴史的な大一番とあって、全国の将棋ファンも注目しています。
(藤井七冠のファン)
「きょうは絶対に勝つと永世棋聖で頑張っていただかないと」
(山崎八段のファン)
「そんなに将棋が分からなくても、ワクワクドキドキする将棋を指してくれるのが山崎八段」
棋聖戦第3局は、1日の夜には決着する見込みです。