路線価公表・県内の2720地点の全体平均2年連続の上昇 山形

今年の路線価が7月1日に公表され、県内の標準宅地の平均価格は2年連続の上昇となった。

路線価は、道路に面する宅地1平方メートル当たりの評価額で相続税や贈与税を算定する基準となる。対象となる県内2720地点の標準宅地の平均価格は去年と比べて0.1%上がり、2年連続の上昇となった。

県内8つの税務署ごとの最高路線価のうち最も高かったのは50年連続で山形税務署管内の山形市香澄町1丁目の「山形駅前大通り」。価格は去年・おととしと変わらず、1平方メートル当たり17万5000円だった。

また、税務署ごとの最高路線価のうち唯一上昇したのは村山税務署管内の東根市さくらんぼ駅前2丁目の「さくらんぼ東根駅前通り」。去年より1.9%上昇の5万3000円となり、上昇は5年連続となった。

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