「25年に彼を取り戻す」マドリーの久保建英“再獲得”は来夏か。地元メディアが報道「ベルナベウに戻れる」

レアル・ソシエダの久保建英は2022年の夏にレアル・マドリーから完全移籍を果たした。今年の2月には2029年まで契約を延長している。

ただ、ソシエダでのブレイクにより、古巣のマドリーが再獲得するという噂は絶えない。

今夏はパリ・サンジェルマンからキリアン・エムバペの加入が決定し、久保についての動きは鎮静化しているものの、来夏は可能性があるようだ。

レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は6月30日、「昨年2月にレアル・ソシエダがタケ・クボとの契約関係をさらに2年間延長したことは、マドリーのオフィスを驚かせるものではなかった。また、マドリーには日本人に対して先制拒否権があるため、自分が指揮する組織が優勢な状況にあることを認識していた(マドリーの)フロレンティーノ・ぺレス会長も、このことで警戒することはなかった」と報じている。

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同メディアは、ソシエダから久保が移籍する場合、その契約解除金(最大6000万ユーロ)の半分がマドリーに渡る契約を結んでいる事実に触れたうえで、「そのおかげでクボはサンティアゴ・ベルナベウに戻ることができる」と報道。「今夏はクボに関して何の動きもしないだろう」と綴り、こう続けている。

「マドリー側は、同選手がサン・セバスティアンでもう1シーズン出場時間と経験を獲得し続けることができると考えている。その後、マドリーは2025年に彼を取り戻すことができるだろうが、それがスポーツレベルで意味するのはもちろん、市場における彼の顕著な影響力により経済的にも意味がある」

もう一年、ソシエダで結果を残せば、マドリー復帰は現実的な話となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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