「下落率は3年連続で縮小するも…」新潟県内の路線価31年連続下落

相続税や贈与税の算定基準となる土地の価格=路線価が公表されました。
新潟県内の平均は去年から0.5パーセント下がり、31年連続の下落です。

関東信越国税局によりますと、今年1月1日時点での県内の宅地およそ5400地点における路線価は去年と比べて平均で0.5パーセント下がりました。

下落率は3年連続で縮小したものの、31年連続での下落です。

税務署別の最高路線価をみると、県内で唯一上昇したのが新潟市 中央区 東大通1丁目の「新潟駅前通り」で、1平方メートルあたりの価格は去年と比べて2万円上がり、47万円に。
県内で最も高く、36年連続1位となりました。

このほか長岡市や三条市、新発田市など5つの地点は横ばいで、上越市や柏崎市、佐渡市など6つの地点で下落しました。

下落幅が最も大きかったのは佐渡市で、去年より3.1パーセント下がり3万1000円でした。

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