沖縄の「路線価」10年連続上昇 宮古島市では12%超の上昇も 最高は那覇市・国際通り

相続税などの基準になる「路線価」が公表され、県内の調査地点の平均は10年連続で上昇しています。

「路線価」は相続税や贈与税を計算する際の基準となるものです。

きょう公表されたことしの路線価では、調査対象になった県内およそ3200地点の平均が去年に比べて5.6%上がり10年連続で上昇しました。

変動率の平均は都道府県別でみると全国2位となっています。

県内で路線価が最も高いのは、23年連続で那覇市久茂地3丁目の国際通りで1平方メートルあたり150万円。去年に比べて3.4%上がり、2年連続で上昇しています。

一方、上昇率が最も大きかったのは宮古島市平良西里の西里(にしざと)大通りで前の年より12.5%上昇し1平方メートルあたり13万5000円でした。

このほか、モノレールの沿線では路線価の調査対象となる17の全ての駅で4年ぶりに上昇しました。

© 琉球放送株式会社