ジャングリア運営会社が観光学ぶ滞在施設を整備 人材育成で内閣府の補助金を活用 沖縄・名護市

ジャパンエンターテイメントの観光人材育成のイメージ図(同社のプレスリリースより)

 ジャパンエンターテイメント(名護市、加藤健史代表)は2026年度、名護市内に高度観光人材を育成するための研修滞在施設を整備する。100室を整備し、収容人数は100人規模。

 名称は「やんばる高度観光人材育成支援施設(仮称)」。県内外のインターンシップ生を長期・短期で受け入れる。研修内容はマーケティング、ホスピタリティ、地域の観光資源。参加者は県内の観光施設や宿泊施設での実習に加え、ジャパンエンターテイメントが蓄積するマーケティング知識を座学で学ぶ。

 ジャパンエンターテイメントは25年夏の開業を目指し、大型テーマパーク「ジャングリア」の建設を北部で進めている。同社は1日、「『観光業を学ぶなら沖縄』というブランドを構築し、観光人材の強化を図る」とコメントした。

 内閣府の沖縄振興特定事業推進費補助金を活用する。交付決定金額は2900万円。

 

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