国税庁は、1日、相続税などを計算するときの基準となる土地の価格「路線価」を発表し、北海道内は9年連続で上昇となりました。
北海道内の路線価の最高額は、札幌駅南口の札幌停車場線通りで、1平方メートルあたり728万円。
また、2023年は計測対象ではなかった富良野市北の峰町が、インバウンド需要により1平方メートルあたり6万3000円となりました。
北海道不動産鑑定士協会 横山幹人理事
「脱コロナの流れとか円安で、外国人観光客が戻っている。行動制限も解除されているということ」
一方、北海道内の上昇率は2023年より小さくなっていて、建築費の高騰などが理由だということです。
北海道内の上昇率の最高は、再開発が進む札幌市厚別区の新札幌駅前通りで、16.7%でした。