7月1日（現地時間6月30日、日付は以下同）。プレーヤーオプションとなっていた今シーズンの契約を破棄し、制限なしフリーエージェント（FA）となったKCPことケンテイビアス・コールドウェル・ポープが、他チームとのFA交渉解禁初日に動いた。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、コールドウェル・ポープはオーランド・マジックと3年6600万ドル（約105億6000万円）で合意と報道。リーグのルールにより、契約解禁は7日以降となる。
2022－23シーズンにデンバー・ナゲッツへ加入し、先発シューティングガードとして球団史上初優勝に貢献した男は、昨シーズンに76試合の出場で平均31.6分10.1得点2.4リバウンド2.4アシスト1.3スティールに3ポイントシュート成功率40.6パーセント（平均1.6本成功）をマーク。
「NBAプレーオフ2024」でも12試合に出場して同35.0分8.1得点2.9リバウンド2.6アシスト1.4スティールに3ポイント成功率32.7パーセント（平均1.5本成功）を残していた。
196センチ92キロのコールドウェル・ポープは、NBAキャリア11年目を終えた31歳の実力派。ナゲッツ在籍2シーズンで3ポイント成功率41.5パーセント（平均1.7本成功）を記録し、ペリメーターディフェンダーとしても定評がある好選手。
昨シーズンにイースタン・カンファレンス5位の47勝35敗を残し、4シーズンぶりにプレーオフへ進出したマジックには、パオロ・バンケロやフランツ・バグナー、ウェンデル・カーターJr.、ジョナサン・アイザックといったビッグマンたちがいる。
コールドウェル・ポープは、昨シーズンにオールディフェンシブセカンドチーム入りしたジェイレン・サグスとともに先発バックコートを形成していくこととなる。
