越路吹雪の生誕100周年記念イベントが開催 クミコ、ギャランティーク和恵、ア・ラ・シャンソンが出演

シャンソンの女王、越路吹雪の生誕100周年イベント〈ブラヴォー!コーチャン!〉が、東京・有楽町 I‘M A SHOWで11月25日(月)、26日(火)の2日間にわたって開催されることが決定。チケットは、劇場先行が7月5日(金)10:00~7月14日(日)23:59まで、プレイガイド先行が7月19日(金)10:00~7月28日(日)23:59までの受付となります。(一般発売は、8月4日[日]10:00~)

2024年2月18日に生誕100年を迎えた越路吹雪(1924-1980)。シャンソン歌手、ミュージカルスター、女優、エンターティナーとして活躍した彼女の功績を讃え、次世代へ越路吹雪の名を語り継ぐことを目的としたトリビュート・コンサート〈ブラヴォー!コーチャン!〉が、彼女が数多く出演した東京・有楽町 I‘M A SHOWで行なわれます。出演陣には、7月10日(水)に「愛の讃歌」など、シャンソンの名曲を集めたアルバム『私の好きなシャンソン Vol.2 ~ シャンソンティックな歌たち ~』をリリースするシャンソン歌手のクミコ、歌謡曲に独自のエッセンスを加え、新宿ゴールデン街のDIVAとして絶大な人気を博している、ギャランティーク和恵、“シャンソンコーラスユニット”として活動するア・ラ・シャンソンなど、個性あふれるメンバーが集結しました。

このコンサートを企画したのは、越路吹雪を敬愛するシャンソン歌手&ソングライターのソワレ。越路吹雪とシャンソンに精通し、2024年6月に発売されたCD-BOX『越路吹雪リサイタル 1965-1969』やオムニバスCD『ニッポン・シャンソンのすべて』などの企画、監修なども務めてきました。今回、“次世代にも越路吹雪の偉業を語り継いでゆきたい”というテーマのもと、同じく越路吹雪を敬愛するアーティスト、越路ナンバーを歌唱して欲しい歌手に声を掛け、世代やジャンルを超えたユニークな顔ぶれのトリビュート・コンサートを実現します。

なお、この日、会場ロビーには実際に着用していた衣装など、越路ゆかりの品々も展示。稀代の歌姫、越路吹雪の生誕100年を祝い、あわせて日本の音楽史も学ぶことができる貴重なイベント。詳細は、越路吹雪生誕100周年記念特設サイトをご確認ください。

[コメント]
子供の頃、紅白歌合戦の何よりの楽しみは越路さんを見ることでした。
彼女は他の誰とも明らかに違っていました。
カラダの中を水がポチャポチャ音をたてているような生身感とでもいいますか、
そのタテマエなしの予測不能な歌にワクワクドキドキしたものです。
こんな歌い手になりたい、それからずっと思い続けています。
越路さんはわたしにとって、永遠の目標、その時々の自分を測れる北極星なのです。
今回、他の追随を許さない越路フリーク、ソワレさんとご一緒できることは最高の幸せです。ヒャホー。
――クミコ

越路吹雪さんは大スターです。シャンソンを日本に広めた最大の功労者、日本初のミュージカル女優、映画やラジオ、テレビなどでも活躍、日生劇場ではロング・リサイタルを13年続けました。でもそれより「こんなにかっこいい人がいたんだ」ということだけを伝えたいと思っています。シンプルに、そしてなんて華やかなお祭り。次の世代へ越路吹雪さんを語り継ぐ為にはそういうのがよいと思いました。生誕100年、越路さんが懐かしい方々も、越路さんにはじめて触れる方々も喜んでいただける愛のあるひとときをお届けします。お楽にお越しください。
――ソワレ

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