ビル・ワイマン、9年ぶりのスタジオ・アルバムからリード・シングルをリリース

元ザ・ローリング・ストーンズのベーシスト、ビル・ワイマンが、来月9日にニュー・アルバム『DRIVE MY CAR』をリリースすることを発表し、タイトル・ソングの音源を公開した。ワイマンのソロ・アルバムは、2015年リリースの『Back To Basics』以来9年ぶり、通算9枚目(サウンドトラック『Green Ice』等を含む)となる。

ワイマンは、「毎日というわけではないが、時折、部屋の片隅にあるギターを目にし、手に取りプレイしてみる。そして、何かがぴったり収まる」「友人たちに(新作を)聴かせたら、“本当に君らしいサウンドだ”と言われ、嬉しくなった」とコメントしている。

『DRIVE MY CAR』は、ワイマンのホーム・スタジオで、長年のコラボレーターであるギタリストのTerry Taylor、ドラマーのPaul Beavisと共にレコーディングされた。

ボブ・ディランの「Thunder On The Mountain」のカヴァーに始まり、「Drive My Car」「Bad News」「Storm Warning」、タジ・マハールの「Light Rain」のカヴァー、ジョン・プラインの「Ain't Hurtin' Nobody」のカヴァー、「Rough Cut Diamond」「Wings」「Two Tone Car」「Fools Gold」の10曲を収録。CD/デジタル・フォーマットには、ボーナス・トラック2曲「Sweet Baby」「Tell You A Secret」が追加される。

ワイマンは今年10月、米寿となる88回目の誕生日を迎える。

Ako Suzuki

© BARKS, Inc.