ミャンマー、コメ販売巡り11人逮捕 イオン系幹部含むと国営紙

[1日 ロイター] - ミャンマーの国営メディアは1日、日本の合弁会社幹部を含むスーパーマーケットチェーンの幹部4人が、コメの値段をつり上げて販売したとして逮捕されたと伝えた。

グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー紙によると、コメ取引業者、精米業者や小売業者など11人が逮捕された。当局設定価格より31─70%高い価格を設定したとしている。

同紙によると、逮捕された幹部にはイオンとヤンゴン拠点のクリエーション・ミャンマーのスーパーマーケットチェーン合弁会社「イオンオレンジ」の1人が含まれる。

軍政報道官はコメント要請に応じていない。

林芳正官房長官は記者会見で、邦人1人が最大都市ヤンゴンで警察の取り調べを受けているとし、政府として、この人物の所属企業との連絡維持や必要な支援提供など適切な措置を講じるとともに、地元当局に早期の釈放を要請していくと述べた。

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