町田瑠唯、3大会連続の五輪出場へ「残れなかった選手の分までしっかりと戦っていかなければいけない」

6月30日、「三井不動産カップ2024(東京大会)」に向けた直前合宿を行う女子日本代表(FIBAランキング9位)のメディアデーが行われ、「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」のメンバーに内定した町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)が取材に応じた。

3大会連続のメンバー入りを果たした町田は「この選考はいつもドキドキしますけど、メンバーに選ばれてすごくうれしかったです。12名に残れなかった選手の分までしっかりと戦っていかなければいけないという気持ちでいます」とコメント。恩塚亨ヘッドコーチのバスケットボールスタイルに慣れている段階だというが、「判断ミスやターンオーバー、ゲームコントロールでもまだまだ課題があります。それらは今後の合宿でしっかりと詰めていかなければいけないと思っています」と話した。

日本は大会初戦でアメリカ代表(同1位)と激突する。前回大会の決勝で敗れた女王との対戦について、「日本のスピードや運動量、チームで戦うこと、相手が嫌がることを40分間やり続ければ、勝てない相手ではないと思っています。40分間やりきることが大事だと思っています」と意欲を見せた。

指揮官は相手の妨害やフィジカルプレーに対する台本を用意しているようで、町田は「全員がそれを理解して、その選択肢を知った時に決まるプレーが多いです。やり込まないと、なかなか合っていかないと思っています。自分自身として判断の部分はまだまだです」と課題を口にした。

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