2024年7月1日、韓国・ファイナンシャルニュースは「韓国の俳優チャ・インピョの小説が英国の名門オックスフォード大学の学生らの必読図書に選定され、話題となっている」と伝えた。
記事によると、チャの妻シン・エラは先月30日、自身のSNSで「夫の小説がオックスフォード大学の必読図書に選定された」「次の学期からは韓国学科の教材としても使用され、オックスフォード大学の全ての図書館に置かれる」と明らかにした。
オックスフォード大学アジア・中東学部のチョ・ジウン教授は、今回選定されたチャの小説「オンジェンガウリガカットゥンピョルルパラボンダミョン(いつか私たちが同じ星を見上げたなら)」について「日本軍慰安婦という重要な問題を扱うと同時に、過去との和解というメッセージが込められている独特な作品」「慰安婦問題を和解へと昇華させた小説で、韓国現代史の悲劇を描きつつも成熟した解決の方向性を提示している」などと説明したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「おめでとうございます。大韓民国のつらい歴史を知ってもらうきっかけになりますように」「すごいことを成し遂げたね」「尊敬する」「真の愛国者」「政治家よりもはるかに立派だ」「チャ・インピョを国会に!」「憧れの夫婦」など称賛の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)