「走ると反則」に悪戦苦闘 川越でウオーキングサッカー大会 ボールは全てゴロで ヘディングもファール 16チームが笑顔で熱戦

走ってはいけないルールの中、笑顔でプレーする選手たち=川越市中台南の川越フットサルリゾート

 明治安田生命保険川越支社は29日、埼玉県川越市中台南の川越フットサルリゾートで“走ると反則”がルールのウォーキングサッカー大会を開催し、同市内外の企業やサッカー愛好家ら16チームが熱戦を繰り広げた。

 ウォーキングサッカーの試合形式はキーパーを含めた5対5のフットサル形式で、シュート以外のキックしたボールは全てゴロ。走ることやヘディングはファールになり、スライディングなどの接触プレーも禁止のため、子どもから高齢者まで安心してプレーできる。プレーヤーは転がるボールに対して早歩きでしか追いかけることができず悪戦苦闘しながらも笑顔で楽しんでいた。

 大会は同支社の呼びかけで実現し、関東2部リーグの「COEDO KAWAGOE F.C」が協賛し2022年から開催されており、今大会で5回目。

 同支社の鈴木崇生支社長は「大会の認知度が上がり、新しい参加チームも増えてきた。川越市と連携してウォーキングサッカー教室を開催するなど広がりも見せている。これからも大会を続けて地域交流の場を提供していきたい」と話した。

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