by 臼田勤哉
メルカリ子会社のメルコインは、7月1日から「メルカリ」のビットコイン取引サービスで、招待した人・招待された人それぞれが200円分のビットコイン(BTC)をもらえるキャンペーンを開始する。
同キャンペーンは、期間中にキャンペーンにエントリーしている人から招待コードを受け取った人が、メルカリのビットコイン取引サービスを初めて利用開始すると、招待した人と招待された人それぞれに200円分のビットコインが付与される。何人でも招待することができ、招待した人がもらえる金額の上限はない。
また、知り合いからの招待がない人でも、特別招待コード「JOINBTC」を特設ページより入力し口座開設すると200円分のビットコインがもらえるキャンペーンも同時に実施する。
メルカリは、2023年3月にビットコイン取引サービスを開始。その後、1年2カ月で220万口座を超えるなど大きく口座数を伸ばしている。2023年の日本における暗号資産口座の開設は310万で、新規口座開設数ではメルカリがナンバーワンとなった。'24年2月には、メルカリの買い物でビットコインを使える「ビットコイン決済」や、5月には「イーサリアム取引」にも対応した。
メルカリのビットコイン取引の特徴として、初心者が83%で、年代も幅広くなっているという。ポイント感覚ではじめられ、売上金とあわせてメルカリの支払いに使えることから実際に多くのユーザーが利用しているという。
これまでの暗号資産利用層とは違うメルカリならではの使い方を広げるために、新キャンペーンを実施。1日からは長州力さん、島崎遥香さんを起用したWebCM「はじめないと、はじまらないぞ。」を開始する。
1日に開催した会見では、長州力さんと島崎遥香さんも登場。実際にビットコイン取引を体験した長州さんは、最初は「俺はそういうのはいいや」と拒否しながらも、教えてもらいながら、「できた。早すぎて怖いね。でも教えてもらえないとできないかな」とコメント。300品以上の取引を行なっているというメルカリヘビーユーザーの島崎遥香さんは、「出品より早い」と“簡単さ”について語った。
