浜田雅功「ごぶごぶフェス」でらしさ全開! 2時間SPで熱狂ステージを放送

 ダウンタウン・浜田雅功

 ダウンタウン浜田雅功が6月29日にMBSで放送された「ごぶごぶフェス2時間SP」に出演。5月11.12日に「ごぶごぶ」初の音楽フェスを大阪の万博記念公園で開催した模様を放送した。

 フェスのきっかけは浜田の一言から。去年7月、「ごぶごぶラジオ」で夏の遊び先について「フェス一緒にどうっすか?」と言われた浜田は「行くんやったら、もう、やろうや、俺らで」。皆が「ん??」と戸惑う中、「フェスやったらええやん。ごぶごぶフェスやろうや」。その後も「大阪でやらな意味ないやん」と強気の浜田に、後輩芸人たちやスタッフも全力をあげ、1年かけ奔走した結果、ついに現実のものとなった。

 息子でミュージシャンのハマ・オカモトの「フェスなめんなよ!」との、身内だからこそ言える喝と、音楽愛あふれる助言も効いた。フェスグッズや提供フードだけでなく、会場の隅々までポスターなどを通して“浜ちゃん”を感じられる、まさに「全方位的に血の通ったフェス」となった。

 1日目のラストは奥田民生を相方ゲストとして迎え、「春はまだか」、芸人が相方を思う気持ちが綴られた「ラブレター」を披露。そして最後に締めくくったのは「チキンライス」。ダウンタウン松本が作詞した曲を、浜田が歌いあげた。舞台袖の後輩芸人たちや観客が涙をぬぐう姿が見られ、いつになく眉根を寄せた表情をしている浜田の目頭も熱かった。

 2日目の最後のゲストは小室哲哉。かつて浜田とH jungle with Tとして230万枚のヒットを記録した「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~」を29年ぶりに披露。

 小室はこの曲を「応援歌マイセルフ」と称し、「約30年経った時の歌詞の響き方が全然違う」「浜ちゃんが歌ったらより沁みる」と語る。浜田も「今ぐらいの歳になっていい歌だなと」思ったというこの曲は、最近ではJO1など、様々なミュージシャンがカバーしてきた。

 「じゃあ、本家が歌いますか」と、29年前のステージで着用したブルーのスカジャン姿の浜田。「みんな、いくぞ~!!」とこぶしを突き上げ、歌いあげる。終盤は、浜田と小室と同色のスカジャンをまとった出演者たちが登場し、皆でサビを熱唱、会場と一つになってステージを盛り上げていた。

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