浦和、ショルツら退団と怪我人続出で窮地に。サポーターから不安の声多数

浦和レッズ DFアレクサンダー・ショルツ 写真:Getty Images

6月30日に行われた明治安田J1リーグ第21節で浦和レッズはジュビロ磐田と対戦し3-0で勝利。前節の名古屋グランパス戦(1-0)から2連勝を飾った。しかしそんな中、DFアレクサンダーショルツ、酒井宏樹、MF岩尾憲(徳島ヴォルティスに完全移籍)、オラ・ソルバッケンと4人の選手が退団。さらにはMF関根貴大やFW松尾佑介、前田直輝など、負傷による離脱も相次いでいることから今後を不安視する声が多数挙がっている。

主力の離脱や退団で窮地の状況にファン・サポーターからはSNSや掲示板で「怪我人が多いのと、一気に移籍が出たから湘南戦はGK吉田をベンチに入れないと人数そろわない」「「早急な補強お願い」というコメントが多く寄せられている。

実際、磐田戦ではMF堀内陽太がリーグ戦初のベンチ入りとなり、カップ戦を含め初めてメンバーに入ったDF宇賀神友弥と共に89分から途中出場している。これまで全くリーグ戦に絡んでいなかった選手が、2人同時にメンバー入りするくらい選手不足の状況に陥っている。

一方で新戦力の補強として、オーストリア2部のSKNザンクト・ぺルテンから元U-19日本代表FW二田理央が完全移籍で加入。また、ベルギー1部クラブ・ブルッヘのMF本間至恩を獲得すると複数のベルギーメディアなどが報じている。しかし、今夏の移籍期間で獲得した選手は登録期間の関係でリーグ戦は最短で7月14日からの出場となるため、次の湘南戦には出場することができない。

2連勝中の浦和は厳しい状況の中、次の湘南戦で勝利することはできるのだろうか。

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